中島朋子の出演映画「美しい星」のあらすじ情報は?
こんにちは、トレンドボーイです。さていきなりですが、2017年公開の三島由紀夫原作の映画「美しい星」のキャスト情報が発表されましたね。この三島由紀夫さんといえば、小説はもちろん三島事件で有名な作家さんですが、「美しい星」は他の作品とは違う作風なんだそうです!
実は私も、三島さんの作品は読んだことがあるんですが、「美しい星」についてはあまり多くは知りません。そこで、”いつもの三島さんの作品と、この「美しい星」ってどう違うの?”といったところが気になって調べてみました。
で、詳しく調べてみると、今回の映画ではどうやら原作とは異なる作品になるという気になる噂なども見つけました。そこで今回は、その調べてみて分かったキャスト情報やあらすじ、普段の三島由紀夫作品との違いや映画版と原作の違いなどについてご紹介していきます!
このページの目次
三島由紀夫の異色作「美しい星」の原作ってどんなあらすじ?
さて、三島作品としては異色と言われている「美しい星」ですが、そもそもこの三島由紀夫さんって、一体どのような作品を作っていた方なのでしょうか? ちなみに彼は、幼少期から詩を書いて過ごし、晩年は自衛隊に体験入隊するなど、ちょっと人とは変わった行動をするような人だったようですね。
けれども、三島さんの作品は、言葉のセンスが抜群で、美しい日本語が特徴と言われています。※以下Twitterから参考ツイートを引用
https://twitter.com/922_akane/status/752333474497900544
ライターのセンスが私にはない。簡潔な文章がかけた試しがない。情緒的文章というのは非常に曖昧なものです。三島由紀夫センセイは子供の頃からあんなにも美々しい言葉を織れるのに、どうして僕的まとめ本シリーズはあんなにも読みやすいのでしょうね。
— 日乃本まやみ (@mayami1031) April 5, 2016
そんな三島さんの作風ですが、題材としては戦争などが多いものの、戦争批判や未来幻想が無い為、太宰治などに作風が近いと言われています。それでは、「美しい星」はどこが異色なのでしょうか?
意外なことに、“未来への幻想がない!”と言われている三島さんが、この「美しい星」ではなんとSFを書いているんです。※以下Twitterから参考ツイートを引用
https://twitter.com/ninimumdk/status/774545923284140032
このSFと言えば、まさに未来への幻想を頭の中で描きながら書くものなので、だからこそ、この「美しい星」は、彼にとって完全に今までとは違う作品になっているようです。
さて、そんな「美しい星」のあらすじはどんなものか気になりますね。という訳で、あらすじ情報について調べて分かったことを、かなりザックリですが、以下に書きたいと思います。
と、このようなあらすじになっています。(ザックリしすぎてすいませんw)
※美しい星改版 [ 三島由紀夫 ]
ちなみに、中盤には宇宙人たちから見た人間の欠点と、人間として育ち宇宙人として覚醒した父の、人間の美しさについての意見のぶつかり合い等が印象的な作品のようですね。でも実は、今回の映画「美しい星」では、この話を現代版にアレンジされると言われているんです。
映画「美しい星」は三島由紀夫の原作を現代風にリメイク!?
さて、”本当に現代版なのかな~?”と思って色々調べてみると、確かに今回の映画では現代風にアレンジされているようです。※以下引用
映画化にあたって監督は、50余年以上前に書かれたこの小説を、現代を舞台に極めて大胆に脚色致します。
その他にも、「もし今三島由紀夫さんが生きていたらどうなるか?」というのをテーマにしているようですね! うーん、確かに時代が変わると社会の問題なども少しずつ変わってくるので、そのまま映画化にするのは難しいのかもしれませんね。
という訳で、”それじゃあどんな風に変わるのだろう?”と思って調べてみると、確かに現代版になっているという印象でした! まず、もともと無職として描かれていた父親の大杉重一郎は、今回の映画ではお天気キャスターになっています。
そして、息子で大学生だった長男の一雄は、フリーターになったりしているようです。その他、母や娘がどのように現代アレンジされるのかはまだ発表されていませんが、今後の続報が気になりますね。
という訳で、一体誰がどの役を演じるのでしょうか? もちろんその辺についても、調べてみましたよ!
中島朋子に亀梨和也と気になる「美しい星」のキャスト情報!
さて、気になる配役ですが、まず主人公の父・重一郎役は、マルチタレントの「リリー・フランキー」さんが演じるようです。お天気キャスターから後に、熱い情熱と自分に課せられた責務を果たそうとする為に燃える、火星人に覚醒するキャラクターのようですね。
次に、長男の一雄役ですが、こちらはKAT-TUNの亀梨和也さんが演じられるようです。フリーターから知性を司る水星人に覚醒するようです。
そして次に、長女の暁子役ですが、こちらは女優の橋本愛さんが演じられます。※以下ご本人のinstagramより引用
ちなみに、監督の吉田さんとは、以前にも「桐島、部活やめるってよ」で、一緒に映画を作った事があるようです。橋本さんが演じる暁子は、美しい事をコンプレックスに感じながら、その美を象徴するかのような金星人に覚醒するようです。
そして最後に、母の伊余子役ですが、こちらは女優の中島朋子さんが演じられます。伊余子は原作では木星人と自覚するようですが、今回は覚醒せず地球人のまま「水ビジネス」にはまっていくそうです。(なんでしょうね? 水ビジネスって?)
※以下Twitterから引用
新作邦画『美しい星』の製作&キャスト発表しました。原作は三島由紀夫、監督は『紙の月』吉田大八、主演はリリー・フランキー、共演に亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子ほか。公開は2017年5月です。ご期待下さい。公式サイトはこちらから!https://t.co/J6xlEBT3Hm
— 映画配給 ギャガ株式会社 (@gagamovie) March 1, 2016
うーん、こうしてみるとかなり豪華なキャストですねー。家族のやり取りが中心になってくると思うので、皆さんの持ち味を活かした掛け合いなどが見てみたいですね。
映画「美しい星」のあらすじキャスト情報について-おわりに-
さて今回は、三島由紀夫さん原作の「美しい星」について、あらすじやキャスト情報などをご紹介してきましたが、いかがでしたか? 調べてみると、やはり三島さんにとっては異色のSF作品なようですね。
それに、原作のあらすじを見てみると、主人公たちが宇宙人に覚醒していくという独特のストーリーで、なんだか不思議な感じがしますね。今回の映画版の「美しい星」では、家族の職業が現代風にアレンジされていたりとちょっとした違いがあるようですが、いずれにせよ今から公開が待ち遠しいです。
それでは最後に、この「美しい星」の原作者である、三島由紀夫さんのかなり貴重なインタビュー動画を発見しましたので、こちらを紹介してこの記事の締めとさせて頂きます。彼の生き方や考え方に興味を持った方は、ぜひご覧下さい!(気になる動画はこちら。)
以下オススメの記事です