東京湾の群発地震は大地震の前兆!? これまでの震災との関係は?
こんにちはトレンドボーイです。さて、12月26日の夜から27日の未明にかけて、東京湾で頻繁に小さな地震が発生しましたが、皆さんの周囲では問題なかったでしょうか?
ちなみに、これらは「群発地震」と言うらしく、インターネット上でもかなり話題になっていましたね。また、一部では”関東大震災の前触れではないか?”と騒いでいる人達などもいました。
そんなことは無いだろうと思っていたのですが、私もかつて群発地震というのは大地震の前兆であるということを聞いたことがあり、少し不安になってしまいました。また、2015年は1年をかけて頻繁に全国各地で地震があったので、あまり無視出来ません。
という訳で、この群発地震についてかなり気になったので、色々と調べてみました。そしたら、結構有益な情報を得ることができましたので、その他の地震の前兆と併せて、さっそく皆さんにご紹介したいと思います。
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群発地震ってそもそも何? 大地震の前兆なの!?
さて、群発地震という言葉をたまに聞くことはありましたが、実際の所どのようなものかよく分からなかったので、まずはこの群発地震について詳しく調べて見ることにしました。
で、その調べた結果ですが、まずこの群発地震というのは、ある一定の地域内に、一定期間集中して地震が発生すると共に、それらの地震の中でそこまで目立って大きな地震が発生していない状況のことを指して言うのだそうです。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、要するに群発地震というのは小さな地震の集まりであり、余震か本震かの違いが分からない程度の地震のことを指して言うらしいです。ちなみに、地震の規模としてはマグニチュード5以下のものを指すそうです。
また、その一定期間というものも特に定義がなく、短いものでは数時間で収まり、長いものでは数日にも渡りこの群発地震が続くこともあるそうです。では、群発地震は大地震の前兆というのは本当なのでしょうか? いろいろと調べてみた結果ですが、ズバリ大地震の前兆にもなりうるということが分かりました。
東日本大震災や阪神大震災の時も群発地震があった?
さて前項の続きですが、大地震の前兆にもなりうる理由としては、一番直近である東日本大震災が挙げられます。この東日本大震災が起こる二週間ほど前から、岐阜県や東北沖で頻繁に地震が観測されていたそうです。
特に、岐阜県での群発地震の頻度が非常に高かったそうです。当時も”大地震の前兆ではないか?”と言われていたそうですが、実際に震災が起こった際は、私自身かなり身震いした事を覚えております。
そういったことを考えると、12月26日の群発地震も、今後の展開次第では本当に大地震に繋がりかねないという事が分かります。
では数多くの人の心に傷を負わせた、阪神大震災の時はどうだったのでしょうか? 実は阪神大震災の時にも、この群発地震が発生していたとの記録がありました。
当時はまだ、群発地震が大地震の前兆であるという話は一切出ていませんでしたが、記録によると、阪神大震災の2か月前に、兵庫県の猪名川町という場所において、この群発地震が発生していたらしいです。
つまり、阪神大震災発生前のこの群発地震についても、関連性が疑われているという話ですね。まぁ全ては結果論になってしまうので、何とも言い難いものはありますが、群発地震が発生する陰には、結構な確率で大地震が発生している可能性は否定できません。
ですが、群発地震が発生したら必ず大地震が起こるかと言うと、必ずしもそうでは無いようです。これはどういう事かと言いますと、2014年にも群発地震というものが日本国内で多数発生していたからです。
ちなみに、この当時も”まさか大地震の前触れか?”などと不安視する声も多数挙がったそうですが、実際の所そのような地震は発生していない事から、必ずしも「群発地震=大地震」という風に当てはまらないとも言えますね。
その他の地震の前兆と呼ばれるものは?
さて、その他の地震の前触れはどういったものがあるのでしょうか? この辺についても気になったので色々と調べて見ることにしました。で、いくつか発見しましたので、今からご紹介したいと思います。
前兆① 動物の大移動
地震の前には、ネズミなどを始めとした野生の小動物が多数逃げ出すと言われております。これについては諸説あるらしいのですが、動物的な野生の感により危機を察知して逃げているのではないかと言われているみたいですね。
よくアニメなんかでも、何かが起こる前触れに、野鳥や動物達が一斉に逃げ出すようなシーンが描かれている事がありますが、あながち間違っては無いのかもしれません。
前兆② イルカやクジラが浜に打ち上げられる
魚が大量に打ち上げられるって言うのはたまにテレビで見た事がありますが、このイルカやクジラが打ち上げられるって事も稀にあるようですね。これらが大量に砂浜に打ち上げられると、地震が起こると言われております。
これは何故かと言いますと、彼らは超音波によって海中の障害物や方角を察知して、自由に移動を行っているのですが、地震の前兆である電磁波などが、彼らの感覚器官を狂わせてしまい、それが原因で浜に打ち上げられるからだそうです。う～ん、思わず納得。
前兆③ 深海魚が浅いところで捕獲される
深海魚と言えば普通は浅瀬で見つける事は出来ませんよね。だってその名の通り「深海魚」ですから。ですが、地震が起こる前に浅瀬での目撃例が多発するらしいです。
これについて原因はハッキリとは分かっていないようですが、深海魚もイルカやクジラ同様に、何かしらのシグナルをキャッチしているのではないかと言われているようですね。
という訳で、このように生き物が普段と違う行動をする時などは、いつもよりも注意しておく必要があるようです。
東京湾の群発地震と大地震についての記事-終わりに-
いかがでしたでしょうか? 群発地震が幾度なく発生すると、結構な確率で大地震が発生するという事が分かりましたが、必ずしもそうとは言い切れないという事も分かりましたね。
こうしたことから、もしも群発地震が起きたからと言って、すぐに逃げ出す必要はありませんが、万が一の大地震に備えて、緊急避難用のバッグや食料品、及び水の確保だけはしておきましょう。
こういった部分を事前にしっかりと用意しておくことで、万が一大地震が起こってしまっても、迅速に対応することが出来ると思いますので、皆さんも是非これを機会に確認してみてください。
という訳で、今回はこの辺で終了します。また会いましょう! ※以下、大地震の壮絶さを物語る動画です。経験したことが無い方は今一度御覧ください。(Youtube/FNN311公式チャンネルより)
