子供のウィルス性胃腸炎の潜伏期間や感染経路は?
こんにちはトレンドボーイです。さて、私事ですが、最近息子の体調がすぐれない日が続いていまして、最初は微熱程度との事だったので様子を見ていたら、今度は徐々にお腹も痛くなって来たというのです。
いや~、普段何かあっても絶対に弱音を吐かない子だけに心配しましたが、”これはもしかして、ウイルスとかが原因でお腹に来てる?”と思ったので、「病院へ行け」と言ったところ「絶対に嫌だ」の一点張り…。(思春期の子供は、中々言うことを聞いてくれなくて大変ですよ…^^;)
なので、仕方なく自宅で経過を観察してみることにしましたが、翌日には熱が下がったものの、今度はお腹の痛みが増して来たというのです! なので、いよいよもって、”これは何かおかしいな”と思ったので、半ば強制的に病院に連れて行くことにしました。
で、診察が終わり、待合室で待っていた私に息子が告げた一言が、「ウィルス性胃腸炎」(゚д゚) これを聞いた時、”やはりウイルスが原因でお腹に来ていたのか~”と思いましたが、まぁ薬を飲めば治るとの事だったので、そのまま病院を後にすることに。
そして、翌日にはお腹の痛みも治まったようで、学校にも普通に行けるようになったのですが、今回は私の認識が甘かったのと、この病気の詳細について全く知らなかったという事もあったので、改めてこのウィルス性胃腸炎について調べて見ることにしました。
という訳で今回は、そもそもウィルス性胃腸炎とは何か?という部分を始めとして、その他にも、子供のウィルス性胃腸炎の、”潜伏期間“や”感染経路“といった気になるキーワードについて、詳しく調べてみることにしましたよ! それではスタート!
このページの目次
1.そもそもウィルス性胃腸炎とはなに? 原因となる病原体は?
さて、まずはウィルス性胃腸炎とは何ぞや?という部分について気になったので、その辺について調べて見ることにしました。
で、早速その調べた結果ですが、まずこのウィルス性胃腸炎とは、冒頭でお伝えした通り、細菌やウィルスなどがお腹の中で悪さをする病気のようです。
その症状としては、下痢や嘔吐、吐き気や腹痛など、とにかくお腹まわりから発生するのが特徴のようですね。(もちろん発熱などもあります。) 特に、成人に比べて子供などは、吐き気などの症状が強いようです。
ちなみに、ウィルス性胃腸炎の原因となる病原体の種類としては、「ノロウイルス」や「サポウイルス」、「ロタウイルス」や「アデノウイルス」などが関係しているようですね。(その他にも、細菌や寄生虫などが関係しているようです。)
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話を戻しまして、確かに息子が発症した時もやたらお腹を痛がっていましたが、ただ痛いというだけでなく、お腹の位置によっても痛さが変わっていたようで、出来る限り痛くないような姿勢を取って凌いでいたような気がします。
まぁいずれにせよ、我慢するのは良くないので、すぐにでも病院に連れていけばよかったと後悔していますね。
ちなみに、このウィルス性胃腸炎の、下痢の症状などについても詳しく調べてみましたが、こちらどうやら水のような便が出たり、ロタウイルスからの感染だった場合は、白い便なども出ることもあるようです。
もしそのような症状が出た場合は、様子など一切せずに、一刻でも早く病院で診察して貰い、とにかく早期治療を心がけるようにする必要があるようですね。
また、感染し易い季節としては、だいたい秋から冬(10月から12月位)までの、寒気に流行するようです。という事は、今は11月なので、その発症期間に入っていることになりますね。
なので、当然ながら気をつけなければなりませんが、気になる対策法としては、以下のようになるようです。
1.手洗い・うがい。
感染予防の基本として、この手洗いやうがいは、1番推奨されています。なので、普段からトイレの後は石鹸やハンドソープなどで手を洗うなど、とにかく徹底させるようにしましょう。(もちろん我々親も。)
2.食品の十分な加熱
ウィルス性胃腸炎の原因物質である「ノロウイルス」は、どうやら熱に弱いようなので、食品などは十分に加熱する事が推奨されているようです。(中心の温度が85℃以上で、1分以上が目安とのこと。) 特に今の時期は尚更でしょうね。
3.食器や調理器具類などを清潔にする
食器や調理器具類を介しての二次感染を防ぐ為に、お茶碗やお皿などはもちろんのこと、包丁やまな板、ふきんなどは普段からよく洗い、それにプラスアルファで、定期的に熱湯消毒や漂白剤消毒する事が推奨されているようです。
以上このようになりますが、とにかくウィルス性胃腸炎というのは、一度感染したら腹痛がかなりしんどいようなので、このような予防はやはり必要でしょうね。
それに、こういった対策というのは、その他の病気の予防にも役立つと思いますので、やはり普段から気をつけて、なるべく辛い病気にかかる事を未然に防ぎたいものです。
2.子供のウィルス性胃腸炎の気になる潜伏期間はどの位なの?
さて次に、子供のウィルス性胃腸炎の気になる潜伏期間について調べてみましたが、こちらどうやら病原体の種類によっても異なるようですが、おおよそ1~3日程度と言われているようです。
なので、例えば子供がノロウィルスに感染したとして、翌日になっても症状が出ないからと言って安心しない方が良いかもです。(もしかしたら、3日後に腹痛を引き起こす場合もありますからね。)
ちなみに、発症期間については、原因菌がノロウイルスの場合は24~48時間で、ロタウイルスの場合は5日~6日程度続くようですね。
それと、中には感染しても発症しない子もいたり、軽い風邪のような症状で終わるような子もいるようですが、どちらにしても心配であれば病院に連れて行くようにしましょう。
後は、もしもウィルス性胃腸炎のような症状をした人と何らかの接触を取ったり、その後に少しでも違和感を感じたような場合なども、なるべく早めにかかりつけのお医者さんに相談するようにした方が良いと思います。
というのも、ウィルス性胃腸炎というのは、先述した通りかなりお腹周りが痛くなる病気なので、なるべく早く対処するに越したことはないからですね。小さなお子さんであれば余計そうでしょう。
そもそも、”ただの風邪だからそのうち治るだろう”と、私自身が勝手に高を括ったのが浅はかだった事もあり、子供に2~3日も痛い思いをさせた訳ですから、そういった意味でも皆さんには注意喚起したいです。
3.子供のウィルス性胃腸炎の感染経路は? 接触・経口・飛沫?
さて次に、子供のウィルス性胃腸炎の感染経路についても調べてみましたが、どうやらこちら、「接触感染」・「経口感染」・「飛沫感染」の3つがあるようです。
具体的には、病原体が付着している手などを口に接触させた事による接触感染や、汚染された食品を口にした事による経口感染、あとは感染者の吐しゃ物などが原因による飛沫感染などがあるようですね。
という訳で、今からそれぞれについて詳しく見て行きましょう。
3-1.接触感染
子供は特に大人に比べて免疫が弱いということもあり、感染経路は無数に存在します。特に公共交通機関である電車やバスとかであればなおさらですね。
例えば、大人がこのウィルス性胃腸炎に罹っていた場合で、尚且つ排便をした手に洗い残しがあったとしたら…。もうお分かりですね。こういった場合はかなり危険です。
具体的には、特に手すりや吊革などは危険だそうです。これというのは、不特定多数の人が触る部分に手を付ける=そこから菌が手に付着して、更にその手を口の中に入れることで、感染するリスクもあるからだそうですね。なるほど。
具体例を挙げると、例えば幼児などであれば、病原体の付着した手で指なめをする可能性もありますし、ある程度大きな子でも、お菓子を食べた時などに感染してしまう恐れがあります。
なので、先述した通り、普段からの手洗いうがいなどを徹底する事が、かなり大事となってくる訳です。(それに、そうする事で、家族全員がウィルス性胃腸炎に罹るリスクを減らせる事にもなります。)
3-2.経口感染
汚染された食品を食べた時に感染するのが経口感染と言われていまが、具体的には生カキやアサリなどといった二枚貝を、殺菌が不十分な状態で食べると感染するようですね。(加熱用をそのまま食べたりとかでしょう。)
まぁ生食用では大丈夫かなとは思いますが、心配であれば出来るだけ火を通すなどして、対策を取った方が良いでしょうね。
また、例えば飲食店などの調理人や配膳者が、ウィルス性胃腸炎に罹っていたとして、それを知らずに過ごして食材に触ったような場合なども、感染するリスクはあるようです。
一例を挙げると、感染した手でパンなどを素手で触って、それをお客が口にしたような場合ですね。こうなると避けようがありませんが、一応参考までに…^^;
3-3.飛沫感染
これは読んで字のごとく、飛んで来たもので感染するという意味になります。例えば、ウィルス性胃腸炎に感染した人が、吐いた後にくしゃみなどをしたとしますが、その水滴が第三者の口の中に入る事で感染するリスクがあるようです。
また、この他にも、感染者の吐しゃ物そのものや、便をしたあと手を洗った水などが壁や衣服などに飛散して、それが乾いた事でウイルスが空気中に漂って、感染する場合などもあるようです。ひぇ~、これはちょっと怖いですね…(;・∀・)
ウィルス性胃腸炎の潜伏期間や感染経路について-終わりに-
さて今回は、そもそもウィルス性胃腸炎とは何ぞや?という部分についてを始めとして、その他にも、ウィルス性胃腸炎の潜伏期間や感染経路などについて、詳しく調べて書いて見ましたが、いかがでしたでしょうか?
このように、ウィルス性胃腸炎というのは、一度罹ってしまうとちょっと厄介な病気でもありますので、今一度、普段からの子供の手洗いうがいなどは、徹底させるようにしたいものですね。(それか、子供が食べ物を口に運ぶ前に、キチンと手洗いうがいをしたのか、確認するようにしましょう。)
普段は忙しかったりして、確認が面倒だったり疎かになってしまいがちだとは思いますが、でもやはり感染を未然に防ぐ事が一番かと思いますので、事前に出来る対策は取るようにする事をオススメします。(無駄な時間や出費も防げますしね^^;)
という訳で、以上、子供のウィルス性胃腸炎の潜伏期間や感染経路についての記事でした! 最後までお読み頂きありがとうございます!
※ラストに、感染症胃腸炎(ウィルス性胃腸炎)の対策について解説している動画を発見したので、こちらをご紹介して本日の記事の締めとさせて頂きます。
この動画では、「○○は駄目」とか、罹った際のオススメの飲み物などについても具体的に説明してくれていますので、ぜひ参考がてら見てみて下さい^^ (Youtube/新宿駅前クリニック公式チャンネルより)