節分製作! 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児向けは?
こんにちはトレンドガールです。さて今回は、1歳児から4歳児までの年齢別で、それぞれ節分行事で制作出来る物をいくつかご紹介したいと思います。幼稚園の先生や保育園の先生は必見です!
という訳で、この節分制作を決めるにあたり、やはり1歳から4歳までとなると、出来る事が大きく異なって来ます。ですので、その園の体系として、年齢ごとに制作内容を分けることが出来る場合には、その年齢にあった制作をさせましょう。
なので今から、さっそく年齢ごとにあった製作と、最後に1歳児から4歳児まで、全員で遊べるように工夫した事例などをご紹介して行きたいと思います。今年の節分は大いに盛り上がりましょう!
このページの目次
節分行事で製作する物を決める為の重要なポイントとは?
さて、とにかく年齢が低くなれば低くなるほど、先生方があらかじめ準備しておかなければいけない物は増えます。ところが、保育士の仕事は工作の準備だけでありません。
この記事を読んでいる方が、実際の幼稚園や保育園の先生などであれば、敢えて言うまでも無いと思いますが、日中は子どもたちの相手をして、その後子どもたちが少なくなってから、または全員帰ってから準備などの作業をしなければいけないことも多々有りますよね。
かといって、それを理由に節分行事がつまらなくなってもダメだと考えられているかと思います。子どもたちにはできるだけ楽しいイベントをやってあげたいものですよね。ではどうしたら良いのでしょうか?
当日スムーズに製作する為には、事前の準備が必要だという事は当たり前ですが、その事前準備の手間がなるべくかからないもの、且つ楽しめるものなどを選ぶと良いと思います。
また、4歳位になってくると、予め準備しておくものを作るより、先生の手を借りることなく自分1人で完成出来るものなど好みますので、子供が1人で制作できる物などを選んであげると良いと思います。
この4歳という年令は、とにかくなんでも自分で全部やりたがるようになります。工作を上手に利用して、成長だけでなく心を一緒に育ててあげましょう。全部一人で作成出来た時の達成感を味あわせてあげたり、失敗した場合でも、次からこうしてみようという創意工夫の知恵がついていきます。
という訳で、今から実際に節分制作でおススメな物の具体例を、1歳児から順にご紹介していきたいと思います。
1歳児の節分製作に最適な鬼の福笑い!
お正月の遊びとして、昔からこの「福笑い」が、子供達の間で親しまれて来ました。ところが、ほとんどの幼稚園や保育園はお正月お休みの為、中々この福笑いを楽しむチャンスがなくなって来ています。
なので、お正月が終わったばかりの2月3日に、ぜひ日本の伝統である福笑いで、節分行事を楽しんで見てください。(お福じゃなく敢えて鬼ってのも良いですね♪)※参考画像はこちら。
鬼の福笑いの作成手順
- 1.まず先生が、比較的大きい紙に鬼の輪郭を描きます。
- 2.同じく紙を使って、それぞれ髪・角・目・鼻・口を書いていきます。
- 3.子どもたちにその色塗りをしてもらいます。
- 4.出来た顔・髪・角・目・鼻・口を、先生がハサミで切り取ります。
これで節分鬼の福笑いの出来上がりです!
2歳児の節分製作に最適なスポンジ鬼!
子供たちにスポンジを使って鬼の絵を書いて貰います。(参考画像はこちら。) なので、事前に用意する物としては、このスポンジと消えにくい油性マジックですね。それと、予め画用紙などを使って、黄色い鬼の角などを用意しておくと便利です。
また、これから作るものがどのような物かを説明するための、サンプルなどを1つ作っておいても良いでしょう。このサンプルを見ることにより、これから作るものの具体的なイメージが掴めますから、それぞれの子供が思い思いの顔を書いてくれると思います。
それと、スポンジの色や大きさなども事前に色々な物を準備しておき、そこから更に、子どもたちに好きなものを選んでもらってもいいですね。
3歳児の節分制作に最適なパクパク鬼の人形!
まずはこちらのリンクから参考画像を見て下さい。で、実際の手順ですが、まずは画用紙を皆で折って、その後に先生が口を切ります。そしてその後に、子どもたちが思い思いにそれぞれ鬼の顔を書きます。(詳しい作り方はこちらからどうぞ。)
4歳児の節分制作に最適な輪投げ!
4歳児には輪投げ作りに挑戦させて見ましょう。ティッシュ箱とトイレットペーパーの芯2個、それと、画用紙などがあれば作れます。先生方は廃材だけ準備すれば良いのでおススメですね。
話を戻しまして、実際にはそれぞれの廃材をつなげて鬼の顔を作ります。(参考画像はこちら。) 色んな色の画用紙を使って、それぞれ好きな鬼を作らせましょう。(詳しい作り方はこちらで見れます。)
1歳児~4歳児まで4人1組になって節分行事を楽しもう!
年齢がバラバラな1歳児~4歳児までが、一つのグループになって節分行事を楽しみます。我が子は幼稚園でしたが、縦割り編成(色んな年齢の子が混ざって人クラスになる)にこだわった園を選びました。
これは何故かと言いますと、通常の同い年同士だと、その年令同士で固まって遊ぶ事が出来ますが、これだと年長さんになる頃に責任感を学ぶ機会が少ないからです。
それが縦割り編成の場合だと、年長さんになる頃に下の子の面倒を見たり、一生懸命先生の話を聞いて、自分より下の年齢の子供達を誘導したりするという事が出来るので、それが成長に繋がると考えたんですね。
実際に、同い年同士だと全く見られないそういった姿が、年齢が混ざることにより出ていますから不思議です。特に小学校に入る前のおままごと遊びが大切だと言われていますが、それは、それぞれの役割分担を決めて、責任を果たすという成長を促すものだそうです。
なので、おままごとにとどまらず、実際の園内の生活で、そういった経験が出来るというのは大きいと思います。という訳で、横割りの園では特に、節分行事などを利用して、色々な年齢の子どもたちが一つになって遊ぶ経験をさせて、年長者の成長を促してあげると良いかもしれませんね。
という訳で話を戻しますが、1歳から4歳まで4人以上で1グループになり、それそれのコーナーを回ります。スタンプカードなどを作って、実際に回ったところなどにハンコを押してあげても楽しいですね。
1歳児の制作した鬼の福笑いで遊ぼう!
大きい模造紙に書いた鬼の顔に、目隠しをして福笑いをしましょう。ちなみに、2歳児位までは目隠しをするとかなり難しいので、そのまま顔のパーツを置いておくと良いかもしれませんね。
話を戻しまして、同じパーツを使ったとしても、置く場所によってぜんぜん違う顔になるから面白いです! 特に、1歳児は鼻が上下逆だったり、頭の上に耳が乗っていたりするかもしれませんが、それも面白いですね。
それと、実はこの鬼の福笑い、近くの児童館で上の子がまだ幼稚園の時に企画してくれたものですが、目隠しをして目や鼻を置いたりするのに、とても興味を持ってやってくれました。なので特におすすめの製作イベントです。
2歳児3歳児が制作したスポンジ鬼やパクパク人形で遊ぼう!
2歳児が作ったスポンジ鬼の方は、それぞれ好きなものを手にとって、顔を潰したり伸ばしたりして色んな表情を楽しめますね! それと、3歳児が作ったパクパク人形は、色々な鬼のお面をそれぞれ手にとって、口をパクパクさせて遊ぶ事が出来ます。
4歳児が作った鬼の輪投げで輪投げ大会をしよう!
こちらの輪投げですが、それぞれの年齢で距離を変えて行きます。1歳児は比較的短い距離で、そして、上の年令になるにつれて、どんどん距離を広げていきましょう。
最後に豆まき大会をしよう!
最後に、大きい子が小さい子をサポートするようにしながら、豆まきをさせて見ましょう。ちなみに先生方は、事前に鬼になれちゃう変身帽子などを作っておいて、それを当日に被って鬼に徹っすると良いでしょう。(作り方はこちらの記事が参考になります。)
1歳児~4歳児向けの節分製作の記事-終わりに-
さて、今回ご紹介したサイト「ほいくる」には、ご覧のとおり沢山の節分アイディアが掲載されています。なので、”毎年同じような感じで困ったな…”という場合には、是非このサイトを参考にして見て下さい。今回の節分以外にも、保育で使える素材やアイディアがいっぱい詰まっています。
という訳で最後に、節分について子ども達に説明するのに、丁度良い動画を発見しましたので、そちらをご紹介して今回の記事を終えたいと思います。(Youtube/nanapi公式チャンネルより)