納豆の賞味期限切れと白い粒の関係は? いつまで食べても大丈夫?
こんにちは、トレンドガールです。さて突然ですが、皆さんの朝食の定番は何ですか? 筆者の家では子供の頃から納豆が定番ですが、この納豆は宿泊施設や定食屋さんの朝食でも、当たり前に用意されている位に馴染みの深いものですよね。
そんな、どこの冷蔵庫にも入っている納豆ですが、”うっかり賞味期限を切らしてしまったよ…”なんて事はありませんか? まぁでも、納豆って元々腐ってるようなものだし、白い粒々が付いているだけで、別に食べても大丈夫そうに見えますよね。実際はどうなのでしょうか?
そこで今回は、納豆の賞味期限切れと白い粒々との関係や、いつまで食べても大丈夫なのか?という部分について、詳しく調べて見ることにしましたよ!
後は、個人的に気になる納豆の効果やカロリーや栄養、それと、納豆をおいしく食べられるレシピなどについても調べてみたので、是非最後までご覧ください^^ それでは早速見て行きましょう♪
このページの目次
納豆の賞味期限切れと白い粒の関係は? いつまで食べても大丈夫?
さて、まず最初に、納豆の賞味期限切れと白い粒々との関係や、賞味期限切れはいつまで食べても大丈夫か?という部分について見て行きたいと思いますが、そもそも納豆というのは大豆を納豆菌によって発酵させた「発酵食品」との事ですね。
そうなると、”発酵って腐るのとはどう違うの?”と思われる方も中にはいらっしゃるかと思いますが、実は発酵も腐敗も科学上は同じ現象のようです。では何が違うのでしょうか?
で、早速その辺について詳しく調べて見たところ、実は人間によって良いものは発酵で、悪いものは腐敗と言う事なんだそうです。
まぁいずれにしても、すでに発酵している納豆はもう腐ることは無さそうですよね。それでは、賞味期限切れの納豆に見られる白い粒々は何なのでしょうか?
それについても詳しく調べて見た所、どうやらこれはアミノ酸の結晶である「チロシン」という酵素の一種だそうです。このチロシンは体に悪い影響を与える事は無いようで、特に食べても問題ないそうですよ。
通常、賞味期限内にはチロシンは出来ないようですが、常温で保管していたりすると、発酵が進んで賞味期限内でも白い粒が出来ることがあるようですね。
まぁでも、いくら体に影響が無いとはいえ、早くにチロシンを発生させない為に、納豆はやはり10℃以下の環境(冷蔵庫)で保管するのが良いという事は言うまでもありません。
さて、納豆の賞味期限切れ後に見られる白い粒々は、別に食べても大丈夫だという事が分かりましたが、具体的にはどれ位まで食べても大丈夫なのでしょうか? その辺についても気になったので、早速調べて見ました。
で、早速その結果ですが、まずそもそも納豆の賞味期限というのは、だいたい製造から1週間~10日以内が多いです。以外に短いですよね。それを踏まえて、その後1週間くらいまでなら、賞味期限内のものとほとんど変わらず美味しく食べられるようですよ。
ちなみに、納豆メーカーのサイトなどもいくつか見てみましたが、いずれも賞味期限で食べることを推奨しているようです。
まぁ期限切れした納豆をいつまで食べれるかなんて、回答は出来ないですよねw ですので、期限切れ後の納豆を食べる際は、あくまでも自己責任でお願いします。
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話を戻しまして、ここからはあくまでも素人ユーザーの意見をまとめたものですが、賞味期限後だいたい2週間位になると、チロシンが増え納豆自体が少し硬くなり、臭いも強くなる傾向にあるようです。ですが、別に食べても問題は無いという方が多いようですね。
中には、「賞味期限が切れてから2ヶ月経ったものを食べた」なんて強者も何人かいらっしゃいましたが、流石に2ヶ月経った納豆は硬く臭いがキツくなっている(美味しくない)という事なので、やはりどんなに遅くとも、賞味期限切れ後1ヶ月以内位が目安でしょう…^^;
ちなみに、筆者は賞味期限切れから10日程の物を食べたことがあるんですが、食感が少し固くなってチロシンのシャリシャリ感以外は普通でした。(美味しさはやはり買ってすぐよりは落ちますが…^^;)
という訳で、ここまでをまとめると、納豆は賞味期限が切れてもある程度の期間は大丈夫ということが分かりましたが、いずれにしてもこれは冷蔵庫で保存した場合です。
常温で保存となると、賞味期限内でもカビが生える可能性があるとの事なので、その辺は十分に注意して下さい。
特に梅雨時期などは注意が必要ですね。すぐに糸をひかなくなったり、強いアンモニア臭が出てたり、ドロっと溶けたようになるようなので、十分に注意しましょう。
納豆パワー! 気になる効果やカロリー・栄養素はどうなってるの?
さて、納豆は賞味期限がある程度切れても食べられるという事が分かりましたが、ここでは納豆の気になる効果やカロリー・栄養素などについて詳しく見て行きましょう。
まず、納豆の栄養素についてですが、こちら原料である大豆には、「たんぱく質」や「炭水化物」、「脂質」といった三大栄養素がバランスよく含まれていて、さらにカルシウムやカリウム、マグネシウムや鉄、亜鉛や銅、ビタミンや食物繊維、骨粗しょう症の予防に良いといわれるイソフラボンなども含まれているようです。
他にも、大豆に含まれるレシチンという栄養素は、「脳の栄養素」とも呼ばれ、記憶力の向上や認知症の予防効果も期待されるそうですね。
このように、栄養たっぷりの大豆が納豆菌によって発酵して納豆になることで、ビタミンBは2~4倍に増え、更に納豆のネバネバに含まれる「ナットウキナーゼ」には血液をサラサラにする効能があり、血管系の病気を予防する効果も期待出来るんだそうですよ^^
次に納豆のカロリーについてですが、こちら調べて見た所、どうやら1パック約100kcal位とのことです。成人男性の1日の摂取カロリーの目安が2,600kcal位、女性で2,000kcal位なことを考えると、体重が気になる方でも安心して食べられますね。
あ! でも、いくら体に良い栄養が含まれていて様々な効果が期待できるからといっても、食べ過ぎには注意が必要なようです。
特に、納豆に含まれている、甲状腺ホルモンを活性化する酵素である「セレン」という栄養素は、1日に250mcgが摂取量の上限のようですので注意して下さい。(納豆1パックにセレン118mcgが含まれているので、食べても1日2パックまでが上限のようです。)
また、食べすぎることで、納豆に含まれるイソフラボンによってホルモンバランスが崩れてしまうことがあるようですので、その辺にも注意して下さい。
という訳で、納豆を食べる際は、適量を摂取する事を心がけながら、上手く毎日の食事の中に取り入れて行きたいですね!
賞味期限切れしていても美味しく食べれる納豆レシピをご紹介!
さて、納豆はある程度賞味期限が切れていても食べられるという事が分かりましたが、やっぱり多少味や風味は落ちてしまいますよね。そんな賞味期限切れの納豆を美味しく、尚且つ安心して食べるためには加熱調理して食べるのが良さそうです。
そこで、いくつか納豆のレシピを以下にご紹介させて頂きますので、賞味期限は切れてしまったけれどまだ食べられそうと思ったら、こちらのレシピを参考にしてみてください! (ただし、腐ったものはNGですよ!)
それと、以下の「ネギ納豆玉子巻き」の動画も参考になりますよ♪ (Youtube/まかない道場より)
納豆の賞味期限切れや栄養素などについての記事-終わりに-
さて今回は、納豆の賞味期限切れと白い粒々との関係を始めとして、その他にも、気になる栄養素やカロリー、それと、美味しく食べられる納豆レシピなどについて調べてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
今回調べた結果としては、納豆はある程度賞味期限が切れていても食べられるという事や、思った以上に栄養素や体への良い効果があることが分かりましたが、いずれにしても、あまりにも賞味期限を超過したものや、食べ過ぎなどには気をつけましょう。毎日の食事に上手く取り入れて行けたら良いですね^^
筆者は、より納豆を美味しく味わうために、今回ご紹介させて頂いた納豆レシピを実際に挑戦してみようと思いますので、ぜひ画面の前のみなさんも是非挑戦してみて下さい!
という訳で、以上「納豆の賞味期限切れのあれこれ」についてでした。最後までご覧頂きありがとうございました!
※最後に、東北の郷土料理でもある「納豆汁」の作り方の動画を発見したので、こちらをご紹介させて頂き、記事の締めとさせて頂きます。ではまたお会いしましょう! (Youtube/やまがたchannelより)