小学校の卒業式! 来賓の感動する祝辞の書き方は?
このページは約11分で読めます。
こんにちは、トレンドボーイです。さて皆さんは、これまで卒業式などで祝辞を頼まれた経験などはありますか? というか、今まさにそういう状況で、この記事を見ているという方もいらっしゃるでしょうね。
ちなみに、卒業式の祝辞と言えば、基本的には一般の来賓客や、PTAの会長さんなどが務めるケースが多いかと思われますが、でも中には、保護者代表の方なども依頼されるケースがあるようですよ(゚д゚)
まぁどちらにせよ、いざ自分がやるとなったら、特に初めての場合など、何をどう話せば良いのか今いち分からないですよね。出来るだけ卒業生の心に残るような感動的なスピーチにしたいものですが、どのように書けば良いのでしょうか?
そこで今回は、小学校の卒業式における来賓の感動的な祝辞の書き方について、”相応しい(ふさわしい)内容とは一体どういったものか?”という部分に焦点を充てて、詳しく調べてまとめてみる事にしましたよ!
この記事を読んで頂くと、基本的な祝辞の文章構成や、押さえるべきポイントなどが分かると思いますので、ぜひ最後までご覧下さいね^^ それではスタート!
このページの目次
小学校の卒業式で来賓として相応しい感動的な祝辞とは?
さて、それではまず、小学校の卒業式で、来賓の感動する祝辞の書き方には一体どのような物があるのかを、参考例文と共に詳しくご紹介して行きたいと思います。(大事なポイントなどもありますので、ぜひ読み飛ばさずにご覧下さい^^)
という訳で、さっそく例文をと言いたい所ですが、まず始めに祝辞を書く際に、押さえるべきポイントなどについて、いくつか調べた結果を詳しくご紹介させて頂きます。
まず1つ目としては、「あまり文章を長くしすぎないようにする」という事です。これは言うまでもないですが、長すぎると退屈になるからですね。特に生徒というのは、普段から校長先生の長話でウンザリしている子も沢山いるので、そういった意味でもあまり長すぎない方が良いです。
まぁ卒業する生徒などは、ちょっと長くなっても自分達の事として真剣に聞いてくれるとは思いますが、でもその他の在校生もいる訳ですから、そういった子達の為に、やはり短く簡潔に抑えるに越したことはありませんね。(特に小学校と言えば、低学年の子もいますから尚更です。) ですので、伝えたい事をなるべく短かめにまとめるようにしましょう。
ちなみに、具体的なスピーチ時間としては、約2~3分程度が良いとの事ですね。(字数としては、約800文字~1,200文字位が目安です。) この位が、PTAなどの役員代表や保護者代表の方の祝辞として、ベストとの事ですよ^^
以下オススメの記事
話を戻しまして、次に2つ目のポイントとしては、「あまり内容を難しくしない」という事です。これも小学校という事を考えれば、当たり前の事ですよね。
あまり難しい言葉や格言などを使っても、生徒からすれば”何のこっちゃ?”です。また、壇上から話すので、自分中心の話し方をしても、生徒にすれば退屈以外の何物でもなく、心に響く子の方が少ないと思われます。
そういった事もあり、”立派な事を話さなければいけない”というようなプレッシャーを感じる事は無く、あくまでも人生の先輩として軽くアドバイスを送るという感覚で良いと思います。(目線を下げつつ) その方が、結果的にキチンと生徒達にも伝わると思いますよ^^
スポンサーリンク
さて次に、本題である卒業式の祝辞の例文についてですが、まず基本的な文章構成については以下のようになります。こちらの基本構成を全て組み込むような文章を作ると良いでしょう。
卒業式の祝辞の基本構成
- 1.各方面へお祝いの言葉
- 2.学校行事でのエピソード
- 3.学校側へ感謝の言葉
- 4.卒業生へ激励の言葉
- 5.日時と氏名
以上が、祝辞を書く際のポイントとなりますが、では実際に例文をいくつか見ていきましょう。
例文1 ここから———–
それと、保護者の皆様と先生方にとっては、無事にご卒業を迎えられた事を、心よりお祝い申し上げます。
さて、卒業生の皆さんは、6年前の4月にこの同じ体育館で入学式を迎えられましたが、その時の気持ちを覚えていますか?
これから、友達が沢山出来るかなといった事や、あるいは校舎の広さに驚いた事でしょう。
でも、この6年間で一生懸命勉強に励み、沢山知識を養って来ましたね。
また、運動会や学芸発表会では、クラス全員で協力して、成功させる力なども身に付けた事と思います。
特に、6年生の学芸会の発表などでは、どのクラスも立派で仲間同士助け合う姿には、非常に感動しました。
この6年間で、皆さんは本当に成長されました。そして、4月からは中学生として、新たな生活が始まります。
最初は、不安な思いをする事も多いと思いますが、でも小学生の時にきちんと成長出来たように、中学生になってもちゃんと成し遂げる事が出来るでしょう。
そして、これからもきっと楽しい事が待っていると思うので、ぜひ希望を持って新たなスタートを迎えて下さいね。
それと、校長先生を始めとした先生方には、6年間ご指導頂き誠にありがとうございました。大変お世話になりました。
保護者の皆様などにおいても、6年間PTAの活動にご協力頂きありがとうございました。この場を借りて、深く御礼申し上げます。
最後に、卒業生の皆さんへ、今後の更なる活躍をお祈りしています。本日は誠におめでとうございました。
平成○○年3月○日
○○小学校保護者代表(またはPTAなどの役職) ○○○(氏名)
ここまで———–
いかがでしたでしょうか? とにかく、祝辞の内容的には、卒業生への応援メッセージや学校側への感謝の言葉などを、なるべく分かりやすく簡潔に伝えるのが一番という事が分かりましたね^^
ちなみに、この文章を読んで、”ちょっと短めかな?”と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、参考媒体によると、これ位を2~3分程度の時間をかけてゆっくりと読むことで、しっかりと生徒たちに伝わるとの事なので、その辺はご安心下さい。(参列されている方々にも伝わり易いとの事です。)
あ! それと、天気の事を挨拶に入れたいという方もいらっしゃるかと思いますが、もちろんそれでもOKです。
ただ、当日の天候によって、様々なパターンを用意しなければいけない事も想定されますので、それが面倒な方は外すのがベターでしょうね。(入れるとしても、天候別に併せたアレンジパターンなどを、事前に用意するようにしましょう。)
スポンサーリンク
さて、次にもう1つの例文もご紹介させて頂きます。こちらも基本的には文章が簡潔にまとめられていますので、その点を考慮しながら参考にしてみて下さいね^^
例文2 ここから———–
6年前の入学式の日に、皆さんがお父さんやお母さんに手を引かれて校門に入った事を覚えていますか? つい昨日の事のようですが、本当に6年間というのはあっという間でしたね。
今、壇上から皆さんの顔を見ていると、もの凄く立派に成長したんだなと感じます。
それと、卒業生の皆さんは新たなスタートに向けて、様々な希望を持たれている事でしょう。環境が変わる事で、戸惑いを覚える人もいるかもしれません。
ですが、これまで学んだ事を活かして、前に進めば必ず良い結果が付いてくるでしょう。どうかその気持ちを忘れずに、中学校でも勉強や運動に励んで行って下さい。
そして、校長先生を始めとした教職員の皆様には、6年間大変お世話になりました。これまでのご指導深く感謝申し上げます。また、保護者の皆様方も、本日は誠におめでとうございます。
これからも、お子様はどんどん成長して行きますので、その都度愛情を持って接して頂ければと思います。
最後に、卒業生の皆さん、今後も身体に気を付けて、新たな学校生活を楽しみながら送って行って下さい。本日は誠におめでとうございました。
簡単ではありますが、保護者代表としての祝辞とさせて頂きます。
平成○○年3月○日
○○小学校保護者代表(またはPTAなどの役職) ○○○(氏名)
ここまで———–
以上が、祝辞の例文その2となりますが、こちらも抑えるべきポイントとしては、祝辞をなるべく分かりやすい言葉で、尚且つ簡潔に述べるという事です。こうする事が非常に重要となります。
ちなみに、祝辞というのは、原稿用紙に書いてそれを読み上げ方が一般的に多いようなので、暗記する必要はありません。その分、一人一人に伝わるような話し方などを練習すると良いでしょうね^^
小学校の卒業式での正しい(相応しい)服装や髪型について
さて、ここからは、卒業式における保護者の正しい(相応しい)服装や髪型などについて、詳しく調べた結果を今からお伝えして行きたいと思います。
という訳で、まずは服装についてですが、こちら基本的には、ご両親共に「ダーク系のスーツ」がふさわしいとの事です。具体的には、ブラックやグレー、ネイビーなどの落ち着いた色合いが、マナー的には良いとの事ですね。
ちなみに、お母さんのスーツに関しては、基本「フォーマル」が基準となりますので、パンツスーツは駄目で膝下丈のスカートとなります。ただし、最近はそのような常識が薄れつつあるようで、正直地域によっては色々と違うようです。
ですが、主役はあくまで子供達ですので、どちらにしても色や形など余り目立たないような服装を選ぶようにした方が良いでしょう。
それと、ストッキングの色としては、基本ベージュ色が望ましく黒はNGとなります。また、寒いからといって式典中にコートを着るのもNGなので、特に寒がりの方などは、ヒートテックのようなインナーを着て行くと良いでしょう。
話を戻しまして、次に髪型に関しても調べてみましたが、こちらは特に明確な決まりは無いようですね。なので、小学校の卒業式だからと言って、特段、髪を黒く染めなければいけないという訳では無いようです。
ただ、これに関しても、あくまでも先述した通り卒業式というのは子供達が主役なので、あまり目立たないようにした方が良いでしょうね。他の保護者の方に”何だあの人?”と思われない為にも、なるべく派手なカラーは避けた方が無難かと思われます。
また、ヘアアレンジに悩む方もいらっしゃるかと思いますが、これに関しても特別な事はしないというお母さんが多いようです。ですので、綺麗にブローする位や、控えめにまとめる位で十分でしょう。
スポンサーリンク
小学校の卒業式の祝辞の書き方や服装(髪型)の記事-終わりに-
さて今回は、小学校の卒業式で、来賓の感動する祝辞の書き方や、卒業式に相応しいような服装や髪型などについても、調べてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
とにかく、前者の祝辞については、先程申し上げた通りそれ程難しく考える事は無く、あくまでも小学生に伝わるような言葉で書くという意識で良いでしょう。
”自分で祝辞を作るとなると、意外とあっさりして平凡な文章になっちゃうかも…”と心配に思われるかもしれませんが、その辺はあまり気にしない方が良いです。
大事なのは、あくまでも卒業生をお祝いして送り出すという気持ちですので、その部分が伝われば十分ですね。それと、長すぎるのも良くないので、この点も抑えるべき点として考慮して下さい。
また、祝辞となると壇上に上がる事になるので、特に初めての方など緊張するかと思いますが、これに関しては紙に書いて読み上げる程度なので、そこまで緊張する必要はありません。
ある程度、ご自宅で練習する事によって、自信が付いて来ると思います。(ちなみに、学校によっては先生方や他のPTA役員の方々と打合せも兼ねて、事前に体育館で練習させて貰えたりもするようなので、その辺なども事前に問い合わせてみると良いでしょう。)
どちらにしても、内容を一字一句覚える必要はありませんし、2~3分だと思えば難しく考える必要も無いと思いますので、あまり緊張せずに「心からのお祝いを気持ちを語る」という想いで臨んでみて下さい。
という訳で、本記事は以上となりますが、ぜひ今回の内容を参考にして頂いて、本番に上手く行かれる事を願っております。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、実際に卒業式でPTA会長が祝辞を述べている動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて、本記事の締めとさせて頂きます。
非常に分かり易い言葉で、生徒一人一人に対して語りかけるように話されていますので、ぜひ参考にしてみて下さいね^^ ではまた会いましょう! (YouTube/knjirosanより)
今回の記事が何かのお役に立てましたら、各種ソーシャルボタンでシェアして頂けると幸いです。
以下オススメの記事
関連記事
[Featured Articles & Ads]
最近のコメント