友人が入院した際のお見舞い金の相場は? 新札旧札どちらを使う?
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こんにちはtrend_boyです。さて、突然ですがあなたは、お見舞い金をどのように渡せばよいか、また、どの位の金額を渡せばいいか、すぐに答えられるでしょうか?
こういった質問を急にされると、うーんと悩んでしまう方のほうが、圧倒的に多いのではないかと思います。ですので、いざという時に役に立つ、金額の相場やマナーなどについて知っておくに越したことはありません。
という訳で今回は、友人が突然入院した場合の、お見舞い金の相場や、新札と旧札のどちらを使えばよいか?について、詳しくご紹介して行きたいと思います。
そして他にも、お見舞い袋についての知識や、封筒の入れ方などのマナーを、詳しくご紹介して行きたいと思います。
このページの目次
そもそもお見舞い金とは? お見舞い袋が良い?
さて、我々の身近な行事で考えると、冠婚葬祭などがありますが、ことお見舞いというと、それほど多くの機会は訪れませんよね。
特に、家族よりも友人のお見舞いに行くという機会は、ほとんどの方が経験したことが無いと思います。(恐らく”経験したことがない”という方のほうが、多いのではないでしょうか?)
そんなこともあり、当然お見舞い金を渡す機会も少ないので、そういった自体に直面した時に”どうしたら良いかよく分からない”という方のほうが、圧倒的に多いと思います。
しかし、年々歳を重ねるにつれて、周りの友人や知り合いが、仕事で怪我をしたり、持病が悪化して入院するという場面は増えて行きます。そんな時に、失礼をしないようにする為には、どうすればいいでしょうか?
という訳でまずは、お見舞い金についてですが、そもそもこのお見舞い金とは、その名の通り、事故や病気などの不幸にあった人に渡すお金です。
それと、先程もお伝えした通り、このお見舞い金を渡す場面は、相手が病気や怪我で入院している場合ですので、いわゆる二度と起きない方が良い事柄です。
ですので、間違っても水引きが蝶々結びのご祝儀袋などで、相手にお金を渡すのはやめましょう。(詳しくは今からご説明します。)
ちなみに、一番理想的なのは、白封筒を使用したり、”御見舞(お見舞)”と書かれてある袋を使用するのが望ましいです。(これらの封筒は、近所の薬局やコンビニなどで手に入れる事が出来ます。個人的には白封筒で渡すよりも、お見舞い袋で渡すほうが良いと思います。)
話を戻しまして、中には”え?なんでご祝儀袋がダメなの?“と思った方もいらっしゃると思いますので、今からその辺を、詳しくご説明したいと思います。※ランキング情報では?
まずこのご祝儀袋ですが、基本的に”折形”と呼ばれる「熨斗(のし)」が右上に付いていて、中央に水引きと呼ばれる蝶々結びの紐がついています。(結び切りのご祝儀袋は除く。)
※以下の画像のような感じですね。
これらが付いているご祝儀袋は、入学祝いや卒業祝い、開業祝いや新築祝いなどを始めとした、いわゆる何度でも祝いたい御祝ごとに使用されるものです。
ですので、こういったご祝儀袋でお見舞い金を渡された方に取ってみれば、”不幸を繰り返して欲しいのか?”という気持ちになり、決して良い気持ちにはなりません。
それに、上述した「熨斗(のし)」には、”伸ばす”という意味合いも含まれています。この”伸ばす”という言葉は、上記のようなお祝いごとには良い意味で捉えられていますが、不幸事や弔事には”引き伸ばす”という風に、悪い意味で捉えられています。
ですので、友人が怪我をした際に、こういったご祝儀袋に入れてお見舞金を渡すと、”この人は私の病気を引き伸ばしたいのか?“という風にも捉えられかねません。
考え過ぎかもしれませんが、相手が全て自分と同じ考えというわけでもありません。ですので、このようなご祝儀袋は、お見舞いの際には使わないようにしましょう。
逆に、先ほどお伝えしたお見舞い袋は、水引きが結び切りになっていているので、病気や怪我などの際に最も適しています。
※お見舞い袋の詳細は、以下の画像リンクからどうぞ。
これはどういう事かと言いますと、『水引きが結び切り=これっきりで二度と繰り返さないように』という意味で、縁起が良いとされているからなんですね。
そういう意味で、誰かが入院した際に渡すお見舞金は、水引きが結び切りのお見舞い袋で渡した方が良いという訳なんです。
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お見舞い金の相場っていくら? 封筒には新札を入れてはダメ?
さて、お見舞い金というと、たくさん渡さなければイメージを思い浮かべてしまいがちですが、金額の相場はいくらになるでしょうか?
これは渡す相手によって異なるようですが、今回のテーマである友人の場合だと、大体5千円辺りが相場のようです。(知人なども含む)
ちなみに、会社の同僚などの場合は一人約3千円、兄弟、親戚などの場合であれば、大体1万円辺りが相場のようです。
ですがこれは、自分の置かれている状況や立場などで、臨機応変に変えても良いかもしれません。
それと、ここで気を付けるべきは、自分より目上の方の場合です。これはどういう事かと申しますと、自分より年齢が上の方には、基本的に現金は避けた方が良いとのことですね。
ですので、相手の病状などを考慮したお見舞いの品や、商品券(ギフトカード)などを送るのがベターなようです。
それと、”お見舞金に新札を使用したほうが良いか?”という疑問についてですが、新札は寧ろ使用しない方が良いです。
これはなぜかと申しますと、お葬式などの弔事ごとなどと同様に、病気のお見舞いに新札を使用する=用意していた(待っていた)と思われかねないからだそうです。
ですので、どうしても新札を使用する場合は、折り目をつけたり(三つ折は×)、なるべく旧札を使用すると良いとのことです。(あまりにも汚れが酷い旧札や、ボロボロの旧札は×)
ちなみに、旧札を使用すると、「新札を用意する暇も無いくらい急いで駆けつけた」という意味があるようですね。
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お見舞い金の封筒の入れ方のマナーまとめ
では、実際に入院している友人に、このお見舞い金を渡す場合を考えてみましょう。
なんでもそうですが、いきなりやれと言われても大概の人は失敗してしまいますから、ここで一度流れを把握しておくと良いかもしれません。
という訳でまずは、お見舞いの封筒を用意しましょう。この時に気をつけなければ行けない事は、先程もお伝えした通り、「のし」が付いていたり、水引きが蝶々結びのご祝儀袋は避けるという事です。
それと、この蝶々結びですが、こちらも先程もお伝えした通り、慶事やお祝いごとなど、”何度も繰り返すように”という意味合いが含まれています。ですので、こういった封筒は避けて、一度きりと言う意味合いを持つ、結び切りのお見舞い袋にしましょう。
そして、次にお金を封筒に入れますが、ここで一つ注意点があります。それは何かと申しますと、不幸を連想させるような数字の金額は入れないようにしましょうと言うことです。
さきほど相場を紹介し、友人であれば5千円とお伝えしましたが、「親しいから少し多めにしておくか」と思うのが、心情かと思います。
ですが、不幸を連想させるような4、6、9といった数字は、受け取る人によっては良い気分はしません。これはなぜかと申しますと、4は「死」を、6は「無」を、9は「苦」をそれぞれ連想させる言葉だからです。
ですから、お見舞金を封筒に入れる際には、上記のような数字に気をつけて入れる必要がある訳です。もしも増やすのであれば、1万円など縁起の悪くない数字で増やしましょう。
それと、お札の裏表についてですが、一般的にお葬式などの弔事の場合は、お札を裏返しにして封筒に入れますよね。
しかし、不幸事と同じようにお見舞い金を裏返しで入れたら、受け取り手によっては気分を害す可能性があります。ですので、お見舞い金の場合は、普通に表向きで大丈夫です。
あとは、お見舞いに行く際に、お花などを買っていく方もいらっしゃると思いますが、綺麗な花なら何でも良いと言う訳では無いようです。
特に植木鉢に入っているような花は、根が土に張っていることから『根付く=寝付く』という悪い意味に捉えられてしまう可能性もあるようですね。
それと、花が落下するイメージのある椿の花や、死や苦痛を連想させるシクラメン、お葬式のイメージが強い菊の花など、縁起の悪い花を渡さないように注意しなければいけません。
ちなみに、他にもまだ色々とあるようですが、ここで全てご紹介するのは難しいので、購入する時にお花屋さんに聞いてみる事をオススメします。
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という訳で、今回は以上で終了となります。最後までお読み頂きありがとうございました。^^ ※以下の動画では、お見舞いに行くタイミングや、面会時間などのマナーを学ぶ事が出来ます。
【お見舞いのマナー/Youtube/大和徳洲会病院公式チャンネルより】
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