クリスマスローズの植え替え! 土(用土)はどんなのが良い?
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こんにちはトレンドボーイです。さて、暑さも落ち着いて季節はもう秋になりました。センチメンタルな気分に浸りながら考えることは、そう…クリスマスローズの植え替えの季節がやってきたということです!(え?強引!?)
皆さん、クリスマスローズってご存知ですか? 別名「初雪起こし」とも呼ばれる、冬に花を咲かせる珍しい植物です。クリスマスの時期に花を咲かせるのは「ニゲル」という品種で、もともとは外国で人気のある花でしたが、最近では日本でも育てている方が増えてきている人気者です。(ニゲルって聞くとなんだか逃げるみたいで、クリスマスにはちょっと似合わない気もしますが…カタカナだとお洒落な感じに見えるのはなぜだろう…)
話を戻しまして、このクリスマスローズは冬~春に花を咲かせる為、他の花たちとは植え替えの時期がちょっぴり異なります。暑さに弱いクリスマスローズをしっかり育てるためには、花の成長時期に合わせて植え替えをしてあげることが重要になります。
そこで、気になるのは植え替えの時は、「どのような土を使うのが良いのか」ということですよね。花はずっと土の中にいるのですから、土が良ければきっと元気で綺麗な花が咲くはずです。ということで今回は、このクリスマスローズの植え替えの時期と、植え替えに適した土などについて詳しく調べて見る事にしました。
このページの目次
クリスマスローズの植え替えの時期はいつ?
さて、“冬の貴婦人”ことクリスマスローズさんですが、(一体いくつの名前を持っているのでしょう!?) 気になる植え替えの時期は、春と秋の2回程度するのが良いとされています。
具体的には、2~3月頃にそれまでのポットより一回り大きいサイズのものに植え替えをします。そして、その後10月頃にさらに一回り大きなポットに植え替えをします。そうすることで、根詰まりや根腐れなどを防ぎながら、伸び伸びと育てることが出来るとのことです。
ちなみに、このクリスマスローズを”庭で育てたい”という方は、秋(9~10月頃)に庭植えを行うのが良いタイミングだそうです。いくつもの苗を同じ場所に植える際は、大きくなってもお互いが邪魔をしないように、少なくとも50~60cm以上の余裕をもって植えましょう。
クリスマスローズの植え替えに適した土はどんなの?
それでは、次は用土について見ていきましょう。土は植物にとっては布団のようなものです。心地よい布団でなければ、落ち着いて成長することが出来ませんので、クリスマスローズに合わせた土づくりをすることが大切です。
ということで、クリスマスローズに気に入ってもらえるような用土にする為の主なポイントについてですが、「排水性」、「保水性」、「保肥性」、「通気性」の4つです!
まずは「排水性」ですが、これは水はけの良さが大切ということですね。いつまでも土の中に水分が残っていると根腐れになってしまう可能性があります。水のあげすぎも気を付ける必要がありますね。
次に「保水性」ですが、ある程度の水分を保つことも重要ということです。水はけを良くして水分も保つなんて矛盾しているようですが…水分が全くなくなってしまっては、花も枯れてしまいますよね。つまりそういうことです。
そして「保肥性」とは、字の通り肥料成分を保つ性質です。せっかく肥料を与えても水をあげすぎたり、雨が続くと肥料の成分が流されやすくなってしまいます。そこで、それを防ぐ為に土で調整をするのです。
最後は「通気性」です。植物も呼吸をしています。土がびっしり敷き詰められていては呼吸困難になってしまいます。ですので、土の粒の大きさを調節して、しっかりと空気を土の中にも送り込めるようにすることが大切です。
ということで、用土を作るうえで大切なポイントは4つしっかり押さえられましたね。それでは、次に具体的にどのように作っていくかを見ていきましょう。
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クリスマスローズの植え替え用土を作ってみよう!
まずは、一般的な配合割合ですが、「赤玉土(5~6):腐葉土(3~4):軽石(1~2)」だそうです。とここで、初心者の私に聞きなれない用語がたくさん出て参りました。アカタマツチ…? フヨード…?
※焼成硬質赤玉土14L!【あかだまつち/アカダマツチ/培養土】
これが赤玉土か…確かに赤い。というかアカタマではなくアカダマであったか…(‘Д’)
そして次に、これが腐葉土…なんだかワカメのようなパッケージです。
※家庭園芸用・腐葉土[ふようど]
う~ん、腐葉土と言うと、6月の湿気の多い時期に山で取れそうなイメージですね。(あくまでもイメージですが…) 更に、お風呂でも大活躍の「軽石」を混ぜ合わせるということです。(※くれぐれも実際にお風呂で使用しているデカイ軽石は混ぜないでくださいw)
ところで、一口に「赤玉土」といっても、たくさんの種類があって迷っちゃいますよね。基本的にはどれを使っても問題はないようなのですが、ここで良い土を見分ける方法をご紹介します。
まずは、洗面器に水を入れます。そこへコップ一杯分ほどの赤玉土を入れてください。そして待つこと約30分。赤玉土をすくって粒が崩れていなければ良い赤玉土だそうです。
赤玉土は用土を作る際に大部分を占める土です。ですので、せっかくなら良質なものを使いたいですよね。もし、気になる方は使う前に一度実験してみてください。
そして、もう一つ気になることは、それぞれの土がどのような役割を果たしているのかということです。こちらも調べてみました。
赤玉土の性質
市販されている赤玉土は大・中・小の粒を用途に合わせて選ぶことが出来ます。雑菌が含まれておらず、通気性・保水性の高い弱酸性の用土です。一般的に硬質のものが良いとされています。
ちなみに粒の大きさは、小苗のポットや5~6号以下の鉢には小粒、それ以上の場合は大きさに合わせて中~大粒を使うのが良いそうです。
腐葉土の性質
腐葉土の性質は通気性・保水性・保肥性に優れており、様々な栄養素も微量ながら含んでいるそうです。(万能ですね!!) クリ、カシ、クヌギの落ち葉があれば、自分でも作ることが出来るようです。
ちなみに、市販のものを購入する場合は、石・松葉・銀杏などの葉が入っていないものを選びましょう。また、分解が進んでいる物の方が、良質な腐葉土だそうです。
軽石の性質
軽石は大・中・小の粒があり目的によって大きさを選択することが出来ます。その役割は、赤玉土などと混ぜて使うと通気性が良くなり、鉢の底に敷き詰めることで排水性が良くなります。
さらに、用土の軽石の配合を多めにすることで、土内の温度を下げるという使い方もできるようです。まさにオールラウンダーですね。
その他にも、いろいろな土があるので、クリスマスローズの状況によって必要なものがあれば調べてブレンドしてみましょう。
【ソース】クリスマスローズを育てる園芸用土と用途
クリスマスローズの植え替えの記事-終わりに
さて今回は、クリスマスローズの植え替えの時期と、用土について詳しく調べてみましたがいかがでしたでしょうか? このクリスマスローズを育てるということは、かなり奥が深いですよね。可憐な花を咲かせるためには、しっかりお世話をしなくてはいけません。
ちなみに、今回ご紹介した用土の配合についてはあくまでも基本の配合です。一口に日本と言っても各地それぞれ気候が異なりますので、お住いの地域に合わせて、よりよいブレンドを研究してみてください。
それでは最後に、『NHK趣味の園芸』にも出演しているスタッフがいる、protoleafの動画“クリスマスローズの育て方「秋の植え替え」”の動画をご紹介して、今回のこの記事を締めたいと思います。(プロトリーフYoutube公式チャンネルより)
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