スキーワックスの基本的なかけ方(かけかた)は? スプレー?
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こんにちは、トレンドボーイです。さて、いよいよスキーやスノボのシーズンが始まりましたが、この記事を読まれている方の中には、既に年末年始に実際に滑りに行かれた方などいらっしゃると思います。
もしくは、”今年はいつごろ滑りに行こうかな?”なんて、スケジュールと相談している方などもいらっしゃると思いますが、スキーやスノボに限らず、どんな道具でも使う前にはメンテナンスが必要ですよね。
とりわけ、スキーやスノボ初心者にとって、ゲレンデの上の技術だけでなく、スキー場に行く前や帰った後、あるいはシーズンを終えた時のメンテナンスなども、覚えるべきことの一つかと思います。
ちなみに、その中でも最も重要なのが、「ワクシング」と呼ばれるワックスがけですが、一口にワクシングと言いましても、スプレー式の簡単なものから、アイロンを使う本格的なものまで様々です。
という訳で今回は、「スキーワックスのかけ方の基本」と題しまして、比較的簡単なスプレータイプのワックスがけについてを始めとして、その他にも、アイロンを使った本格的なホットワクシングのかけ方などについて、詳しく調べて見ることにしましたよ!
あとは、補足として、”そもそもなぜ板にワックスがけが必要なのか?”という部分についても調べてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね! それではスタート♪
このページの目次
そもそも何故スキーやスノボにワックスがけが必要なの?
さて、まずはスキーやスノボの板へのワックスがけですが、一体なぜ必要なのでしょうか? この辺がまず気になったので調べて見たとろ、どうやら大きく分けて、以下の2つの理由があるからだそうです。
- 1.滑走性能の向上(楽しく滑るため)
- 2.ソール素材の保護(板を長持ちさせるため)
なるほど、筆者は今まで1番の滑走性能の向上だけかと思っていましたが、2番の素材の保護という理由もあったんですね。確かに言われてみるとそうかもしれません。
ちなみに、スキーやスノボのワックスとは、油脂を主な成分とする滑らかな素材で出来ていますが、これを塗るとスキー板やスノボは薄い被膜で覆われます。
また、板が被膜で覆われれば、汚れが奥まで入り込んでしまう可能性を低くすることができますし、ワックスと一緒に汚れも落とすことができるので、だからスキー板の保護に繋がるんですね。
それと、雪は細かい氷で出来ておりますが、その主成分は「水」です。ということは、つまり油脂と交わり合いませんから、ワックスを塗ることで滑りをよくする効果が出るという訳です。
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スプレータイプのスキーワックスのかけ方
さて、スキーワックスの中で最も簡単なのは、そのまま塗れるスプレータイプや液体ペースト状のワックスです。という訳で、まずは実際に塗り方を説明してくれている、以下の動画をご覧ください。(スキー板を使った最適な動画が見つからなかったので、スノボの板での解説動画となります。) ※Youtube/bs180sfより
※以下、動画の内容のポイントを書き起こしたものです。実際にワックスがけする際の手順の確認に使用してください。
- ①.クリーナーを滑走面全体にスプレーし、キッチンペーパーで磨いて汚れを落とす。
- ②.ワックスを直接塗り乾かす。
- ③.コルクで押し付けるようにすりこむ。
- ④.余分なワックスをブラッシングで落とす。
- ⑤.ファイバーテックスで仕上げ磨きをして完成!
なるほど、これなら誰でも簡単に出来そうですね。(それに場所も選ばなそうです。) 実際、長時間滑る場合には、ゲレンデでこのワクシングを行うことも珍しくありませんし、こまめにワックスをかけることで、かなり良い状態で滑ることができます。
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本格的なホットワクシングのかけ方
さて、前項でご紹介したスプレータイプのワックスがけは簡単ですが、どうやら持続時間が短いことがネックになるようです。なので、シーズン最後のメンテナンスや、一日滑った後のお手入れ(もしくは滑る前のお手入れ)には、アイロンを使ったホットワクシングが最適です。
という訳で、こちらについても口で説明するよりも映像を見たほうが早いということで、まずは以下の動画をご覧ください。(こちらもスノボの板での解説動画となります。) ※Youtube/bs180sfより
※以下、動画の内容のポイントを書き起こしたものです。実際にワックスがけする際の手順の確認に使用してください。
- ①.エッジが変形していないか確認し、水分を拭いた後に錆を落とす。
- ②.サイドエッジの錆を落とし、錆止めを塗っておく。
- ③.ブロンズブラシで滑走面の汚れやごみを磨き落とす。
- ④.アイロンを温めてからワックスを触れさせて、その溶けた分を塗っていく。
- ⑤.全体にアイロンをかけて伸ばす。
- ⑥.ワックスペーパーをあて、その上からアイロンをかけて温め、ワックスをなじませる。
- ⑦.一晩(最低でも2時間は)乾かす。
- ⑧.スクレーパーとブラシで表面を整える。
このように、ちょっと道具を揃えるのが大変かもしれませんが、手順の流れ的には、
- 1.板の汚れを落とす。
- 2.ワックスを塗って乾かす。
- 3.最後に表面を整える。
という事だけですので、ぜひ挑戦してみてくださいね♪ (シーズン毎に何度もスキーに行くという方などは、絶対に覚えて損はありませんよ。^^)
スキーワックスの基本的なかけ方についての記事-終わりに-
さて今回は、スキーワックスの掛け方の基本として、それぞれスプレータイプや固形のワックスを溶かしたワクシングのやり方を、動画を交えてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか? どれも比較的簡単に出来ることが分かりましたね♪
ですが、中には「作業場所などの問題で出来ない」という方などもいらっしゃるかと思います。そんな時は、スキーショップやメンテナンス専門店に持ち込むのもアリかと思いますよ。^^
実際のところ、筆者は、シーズン中はスプレータイプのワクシングをこまめに行い、シーズンの終わりにメンテナンスショップに板を持ち込んで、ホットワクシングを施工して貰うようにしています。
とはいえ、自分の板を完全に自分でメンテしてみたいという気持ちもあるので、今年は思い切って”アイロンを買って自分でやってみようかな~”、なんて思ってます! という訳で、これを見ているスキーヤーやスノーボーダーの皆さんも、ぜひご自分でワクシングをして頂き、楽しく快適な滑走生活を送りましょう!
※最後に、今回はワクシングがテーマだったので省略しましたが、本当は「エッジの手入れ」も滑りやすさに直結する重大ポイントということで、エッジのチューンナップの仕方を説明した動画をご紹介させて頂きます。(Youtube/飯田房貴さんの動画より)
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