ダルビッシュ有が2017年メジャーの球宴に出場辞退! 成績のせい?
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こんにちは、トレンドボーイです。さて、日本時間の8日朝(現地時間7日)に、ダルビッシュ有選手が今年のオールスターに出場しないという事が決定しました。
ちなみに、このダルビッシュ選手と言えば、2015年の3月にトミー・ジョン手術(肘の側副靱帯再建手術)を受け、そこから約1年に及ぶリハビリを行い、昨年の5月にやっと復帰したという経緯があります。
そして、今年4度目の球宴出場が決まった時には、「手術後にカムバック出来るかどうか分からないような状態でリハビリを行ってきて、そんな中で今回のオールスターに選出されたことに大きな意味がある」と感激していまよね。
ではなぜ今年のオールスターに出場しないのでしょうか? その辺については、どうやら球団側からの要請があったようですね。そこで今回は、ダルビッシュ有選手が出場できない具体的な理由や、これまでの成績などについて、詳しくご紹介していきます。それではどうぞ!
このページの目次
ダルビッシュ有が2017メジャー球宴に出場出来ないのは何故?
※以下ダルビッシュ有選手の公式Twitterより引用
トミージョン手術から約2年4ヶ月、またここに戻ってこられました!
家族をはじめ支えてくださっている皆さんに感謝しています!#オールスター #MLB #4thtime https://t.co/CieeH25y3V— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) July 2, 2017
さて、それではまず、メジャー球宴の話の前に、ダルビッシュ有選手の今季の成績を振り返ってみましょう。今年はメジャー6年目にして、初めての開幕投手を務めました。これは、日本での活躍を知っている方には意外と思われるかもしれませんね。
その試合では、6回1/3の98球を投げ4失点でマウンドを降りました。この時点でチームは1点差で勝っていたので、勝ち投手の権利を持っていましたが、後続のピッチャーが打たれて試合には負けてしまいました。
自身の初勝利は3戦目のエンゼルス戦になります。この日は、7回103球を投げて無失点という素晴らしい内容でした。その後も、しっかりとローテーションを守り18試合に登板して、6勝7敗・防御率3.56というまずまずの成績であります。
では、このような成績を残していて、なぜ本人も楽しみにしていた球宴に出場できないのでしょうか? その具体的な理由ですが、どうやらシーズン前半の最終戦となる、9日(日本時間10日)のエンゼルス戦に先発する事が決まっている為、球団側が出場を辞退するように本人に伝えたからだそうですね。
ちなみに、オールスター戦は11日(日本時間12日)に行われますが、そこで投げると登板間隔が短く尚且つ怪我の恐れもあるので、だからその辺を考慮して本人に要請したのでしょう。
まぁ今年31歳のダルビッシュ選手ですから、また怪我をしてしまうと致命的な可能性もあり、肩を休ませるのも球団としては重要ですからね。
Twitterで彼は上記のようなコメントを残していたので、過密日程でも出たいという気持ちが強かったんでしょうが(事実、監督に対しても「オールスターで投げたい」と伝えていたそうですね。)、やはり最終的には大事を取ったという事になるのでしょう。
ちなみに、試合前のセレモニーには参加予定らしいので、オールスターの雰囲気は味わうことができるでしょうね。
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ダルビッシュ有の経歴や日本やメジャーでの成績について
※ダルビッシュ有の変化球バイブル
さて、次はダルビッシュ有選手の日本やメジャーでの成績についてお伝えして行きたいと思いますが、ちょっとその前に、まずは”彼の名前は知っているけど、あまりよく詳しくは知らないな~”という方の為に、これまでの経歴などをご紹介させて頂きますね。
まず、ダルビッシュ有選手は、高校生の頃は甲子園に4度出場するという注目度の高い選手であったのですが、腰痛や右肩痛などの怪我が多く、190cmを超える恵まれた体格であるが故に、結構悩まされてきたようです。
その後、ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズへ入団するのですが、怪我の影響で2軍スタートとなります。また、高校卒業直前にも関わらず、写真週刊誌にて未成年で喫煙しパチンコ店で遊んでいたとスクープされます。
これにより、球団からは無期限の謹慎処分と社会貢献活動をするように言われ、東北高等学校からは停学処分を受けます。もう10年以上前の話なので、覚えている方は少ないかもしれませんが、結構やんちゃだったんですよね。
まぁ、今では肉体改造をしっかりして、尚且つ食事管理などもストイックに徹底しているので、この件に関しては若気の至りだったんでしょう。実際、高校生あたりと30歳位って考えると、結構価値観って大きく変わりますもんね。
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話を戻しまして、という訳で、1年目は上記のような事もあり、開幕からだいぶ出遅れてしまったので5勝止まりでしたが、2年目からは順調に2桁勝利を挙げていき、日本ハムファイターズのエースとして成長して行きます。
ちなみに、このファイターズの在籍期間は7年で、2011年を最後にメジャーリーグへ移籍することになりますが、その理由としては以下のような感じです。
(会見で)「自分が投げるとなると、相手チームが諦めムードになってしまい、純粋な勝負が日本では出来なくなってしまった」
ということのようですね。う~ん、なるほど。まぁ彼は元々、「メジャーには行かない、行くくらいなら野球を辞める」と言っていた位でしたが、上記のように相手と真剣勝負ができない状況が、余程辛かったんでしょう。相当悩んだ末の結論だったと思います。
ちなみに、そのあと彼は、2012年に6年総額6,000万ドルという大型契約で、テキサス・レンジャーズと契約合意に至ります。そして、初年度からメジャーで日本同様に活躍し、前半戦で10勝5敗・防御率3.59という好成績で、オールスターに選出されています。
まぁこの時は、登板する機会は無かったのですが、「初めてのオールスターで、色んな選手と話すことが出来て楽しかった」というようなコメントを残されていましたね。
そして、翌2013年も、前半戦を8勝4敗・防御率3.02という好成績で切り抜け、2年連続でオールスターに選出されたのですが、ここで問題が発生します。右僧帽筋(みぎそうぼうきん)の張りで故障者リスト入りしてしまった為、投げることが出来なかったのです。
ですが、その後2014年にダルビッシュ選手は、前半戦を8勝5敗・防御率2.97という成績を叩き出し、見事3年連続のオールスター選出され、そこで初めて登板しています。(球宴当日は1回を投げて無安打に抑えていました。)
ちなみに、登板後に「これだけのメンバーの中で投げることが出来て光栄でした」といった感じに、嬉しそうに話していたのが印象的でしたね。それだけ出場を待ち望んでいたのでしょう。
話を戻しまして、このように彼は、2012年から16勝・13勝・10勝と、3年連続で立て続けに2桁勝利をメジャーの大舞台でも挙げて来たきた訳ですが、でも冒頭でお伝えした通り、2015年の2月に右肘の故障が発生して、「トミー・ジョン」手術を受けたという経緯もあります。
リハビリを受けて2016年5月に復帰登板を果たし、7勝5敗と故障前と何ら遜色ない投球内容ではありましたが、やはり投手生命に関わるような怪我だけは、何とか避けてほしいものですね。
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ダルビッシュ有のメジャー球宴と成績についての記事-終わりに-
さて今回は、ダルビッシュ有選手の今年のオールスターに出場出来ない理由や、これまでの経歴&成績などについてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
このように、今年のオールスターで3年ぶり4回目の選出ですが、実は登板機会が1回しかなく、体が万全の状態なら投げたかったというダルビッシュ選手の想いは伝わってくるものがありますね。
特に、選んでくれたファンや支えてくれている家族・関係者に感謝しているようで、ダルビッシュ選手にとってのオールスター出場というのは、それだけ大きな意味があるのでしょう。
まぁ今年はこのように、残念ながら機会に恵まれませんでしたが、ダルビッシュ選手なら来年以降もきっと選出されると思いますので、次に期待したいところですね!
という訳で、今回はこれにて終了します。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、ダルビッシュ有選手が、登板前日に行うルーティーンを紹介している動画を発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて、今回の記事の締めとさせて頂きます。(YouTube/Yu Darvish公式チャンネルより)
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