こんにちはゴシップBOYです。突然ですが、お歳暮の正しい意味やマナーなど、皆さんはご存知でしょうか？ 多くの方は、”毎年その時期が来ればなんとなく・・・“という感じで送っていらっしゃると思います。

　という訳で今回は、お歳暮の意味(由来)やマナーなどを始めとして、”時期はいつからいつまでなのか？”について、書いていきたいと思います。

　そしてその他にも、喪中の際についてや、お歳暮の金額、その他、人気商品などにについても、詳しく書いていきたいと思います。

お歳暮の意味や由来は? 時期は? 相手が喪中の場合は?

　お歳暮とは、読みの中に”歳暮(せいぼ)”という字が入っていることから分かる通り、元々は年の暮れや年末などを表す言葉として利用されていました。

　そして、古来日本で御魂祭り(みたままつり)でお供え物をする習慣が、やがて歳暮回りとして民間に定着して行き、それが現在では、お歳暮と呼ばれるようになったとのこと。

　それと、このお歳暮ですが、元々は、お正月に離れ離れになった家族や親戚が集まる際に、ご先祖へのお供え物を本家に持ち寄ったことから始まったようです。

　そしてその他にも、分家の者が本家に対して魚や干し物を送ったり、嫁いでいった嫁が、実家にお酒やスルメなどを送るなどしていたようですね。(使用人から主人に送る事もあったようです。)

　う～ん、なるほどですね～。今では『お世話になった人への感謝の贈り物』として認識されているところが多いと思うのですが、その背景や歴史を知ると、なかなか奥深いものがありますね。

　それと、お歳暮の気になる時期についてですが、詳しく調べて見たところ、どうやら関東と関西地方では若干の違いがあるようです。

　具体的には、関東地方が12月の初旬から12月31日までなのに対して、関西地方では、12月13日から12月31日までとなっているようです。

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　ですが、最近ではどの地方も少しずつ前倒しになっているようで、多くの方は、11月の末からお正月の準備が始まる12月20までに、このお歳暮を贈られているようですね。

　ちなみに、もしもうっかりして”お歳暮を贈るのを忘れてしまった!“という場合は、関東では松の内の1月7日までに、関西では1月15日までに「御年賀」として贈る事も出来るとのこと。

　それと、それ以降は、「寒中御見舞い」として、立春の2月4日までに送れば失礼はないようですね。

●拝啓 紅葉の候とは? 時候の挨拶(10月上旬、中旬、下旬)ビジネス

　あとは、もしも贈る相手が喪中の場合、「お歳暮」はお祝いではないので送っても失礼はありませんが、もしも贈る場合は、最低でも四十九日までは控える、といった配慮をされた方が良いようです。※「お年賀」は送ってはダメです。

「お歳暮のマナー」 贈る際に気をつけたいこと

　さて、お歳暮と言えば、本来お世話になった方のお宅に、直接風呂敷に包んで持参するのが慣例でしたが、最近では、デパートなどから直接発送するのが主流になって来ているようです。

　ちなみに、その場合でも、あらかじめ日ごろの感謝を伝える言葉を添えた送り状を出す、またはお手紙を添えるなどの一言があると、相手の方に対して、感謝の気持ちも伝わって丁寧とのこと。

　また、以前お伝えしたお見舞いなどと同様に、目上の方に金券や現金を贈ることは、原則的にはタブーとなっているようです。

お歳暮ってお返しの必要はあるの?

　お歳暮を頂いた場合ですが、基本的にお返しをしなくても構いません。けれでも、届いたことの連絡やお礼の言葉は、電話よりもお礼状を使った方が丁寧です。

　ですが、”お礼状だけでは申し訳ないので、お礼の品を送りたい“という場合は、少し時期をおいて、安価な食品など気楽なものを送ると、相手の方も気を遣わずに済みそうですね。

　それと、お歳暮を頂いた側のマナーとして、もしも送られて来た品物が、破損していたり痛んでいたりと不具合があった場合は、デパートや発送元のお店に連絡して、送り主には連絡しないことがエチケットのようです。

お歳暮の金額とお歳暮人気商品ランキング

　さて、気になるお歳暮の金額の目安についてですが、このお歳暮を贈った相手にはお中元も贈っていると思いますので、お中元よりも2～3割増しが目安だそうです。

　ちなみに、具体的な金額を言いますと、多くのデパートや百貨店などでは、5000円と3000円の商品が一番売れているとのこと。

　それと、『価格.com』による昨年(2013年)の「貰って嬉しかったお歳暮ランキング」は、以下のようになっていますので、是非参考にしてみてください。

●半夏生にタコを食べ始めたのはいつから? さば?

　この通り、上位から順番に見ていくと、「ビール」、「ハム」、「調味料」など、保存が利く物の定番商品が、時期を問わずに人気のようですね。

　それと、やはりお歳暮という時期柄もあってか、ハムやカニを始めとして、ローストビーフなど、お正月に皆で食べられる物がランクインとして目立ちます。

　という訳で、御魂祭り(みたままつり)から始まった、このお歳暮という習慣ですが、日本人が古来から大切にして来た慣わしでもあります。

　それに、お歳暮といえば、相手に感謝する機会でもありますので、是非この機会を大切にして頂き、日頃お世話になっている方に、何か送られてみてはいかがでしょうか？^^

　※ＰＳ：今年(2014年)のお歳暮の傾向として、ちょっと高めの商品だったり、上質な商品が売れているようですね。

【お歳暮商戦/TOKYO MX公式動画】

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