マイナンバー制度とは? わかりやすく解説! メリットやデメリットは?


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 こんにちはGossip-boyです。さて突然ですが皆さんは、社会保障税番号制度であるマイナンバー(個人番号)をご存知でしょうか?

 

 私はあまりこの制度の概要について詳しく知らなかったのですが、ネット上を見てみると、「個人情報を番号で統一されるのが嫌だ」とか、「セキュリティーの問題が心配だ」とか、結構不安視する声も挙がっていましたね。^^;

 

 ですが、「自分で調べにゃ納得できん!」という事で今回は、”マイナンバーを導入した後の、私たちの生活がどのように変わるのか?”について調べてみました。ですので、今からその調べて分かったことについて、詳しく書いて見ようと思います。

 

 具体的には、「そもそもマイナンバーとはどういったものか?」という事を始めとして、いつから開始されるのかについて、書いて行きたいと思います。

 

 そしてその他にも、開始後に発行される予定のICカードについてや、マイナンバーのメリットやデメリットなどについて、詳しく書いていきたい思います。

 

このページの目次

マイナンバーってそもそも何なの? いつから?

1.my-number

 

 さて、ここ1年位前辺りから、ニュースなどでよく聞く『マイナンバー』ですが、このマイナンバーとはいったい何なのでしょうか?

 

 詳しく調べて見たところ、どうやら社会保障税番号制度であるこのマイナンバーは、1人1つずつ、生涯変わらない番号を持つことを指すようですね。つまり、国民一人ずつが、それぞれ自分専用の番号を持つことになるのです。

 

 ちなみにこの番号ですが、2015年の10月以降に、住民票がある各自治体から個人に対して、「通知カード」という形で送られる事になっているようです。(10月っていうと、あと8ヶ月ちょいですね。どういう風なものが届くのでしょう?^^;)

 

 それと、日本での国民総背番号制とも言うべき、このマイナンバーですが、2016年の1月に開始される予定のようですね。

 

 あと、マイナンバーが導入された1月以降は、各市町村などの自治体で、マイナンバーの記載された「個人番号カード」というICカードを発行する事も可能になるようです。


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国民番号制で日本は後進国?

 

 さて、今回ご紹介しているこのマイナンバーですが、私達にとっては耳に新しい言葉でも、実は欧米などの諸外国では、以前から使われていました。

 

 例えば、アメリカの「社会保障番号(ソーシャルセキュリティーナンバー)」などは、結構映画などで耳にした事がある人が、多いのではないでしょうか?(ちなみに、アメリカやカナダでは「社会保障番号」と言いますが、イギリスでは「国民保険番号」と言います。)

 

 また、イタリアでは「税務番号」と言いますし、スウェーデンやノルウェーでは「個人識別番号」という名称で呼ばれているようですね。

 

 このように、名前は違えど、国民一人一人に番号を割り振って、年金や税金を管理する方法を、何十年も前から導入している国は多いですから、日本は番号制では後進国と言っても良い位なのです。(安全に対する意識や機械系などはトップクラスなんですがね..^^;)

 

マイナンバーで情報の連携がスムーズになる?

2.m-number

 

 現在の日本では、「年金」や「健康保険」、「パスポート」や「税金」、「運転免許」や「住民票」、その他「雇用保険」などの全ての番号は、それぞれの管轄機関でバラバラに管理されています。

 

 つまり、これはいわゆる「縦割り行政」とも言えますから、従来の管理方法では横の連携が全くと言って良いほど無かったことになります。

 

 ですから、ひとつの情報の更新や変更、修正をしても、その他のデータも瞬時に反映されませんでしたし、データの間違いや漏洩が起こりやすかったのです。

 

 また、それぞれの機関がデータの管理をしていることになりますので、それだけ保守費用が無駄にかかっていたいたという事にもなりますね。

 

 今回この問題を解決すべく、これらの個人情報を「マイナンバー」という個人一人ひとりを認識する番号で繋げて、データを一元管理するのが目的だそうです。マイナンバーの情報提供のイメージですが、こちらのページのPDFから見ることが出来ます。(ちょっと難しくて分かりづらいかもしれませんが..^^;)

 

 という訳でここからは、マイナンバーのメリットやデメリットについて書いていきたいと思います。

 

国民番号制で考えられるデメリットは?

 

 まずデメリットの方から書きたいと思います。調べた所、マイナンバーの導入によって懸念される問題は、以下のようなものがあるようです。

 

  • マイナンバー導入に伴う初期費用が膨大。
  • セキュリティーの問題。一箇所からの情報漏れで、その人の全ての情報が流れてしまう。
  • プライバシーの問題、国やその情報を取り扱う人に、貯金額や病歴など、自分の全てが分かってしまう。
  • マイナンバーを使った新たな犯罪が発生する可能性がある。
 

 

 このようになっております。う~ん、確かに情報を一元化する事によって、こういった不安はどうしてもつきまといますよね。^^; (ちゃんとした対策は取られるとは思いますが…。)

 

 それと、個人的には最初の項目の、”初期費用”の部分が気になりましたね。調べた所、どうやら莫大な費用がかかっているみたいで、その費用に見合うメリットが得られるか、疑問視されているようです。(以下引用)

 

1つは、制度導入には多額の初期投資が必要なこと。時事通信は、導入コストについて「システム構築費などの初期費用2700億円に加え、運用開始後も維持費などで年300億円程度が必要になる見通し」(5/2付)と報じています。

出展 危険? 便利? 「マイナンバー制度」の是非/Yahoo!ニュース-THE PAGE(ワードリーフ株式会社)

 

 ぬぬぅ….。これで、最初の内は個人利用者の使える範囲が制限されるとか…え?じゃないですか。^^; それと他にも、“ICカードからの情報漏洩は大丈夫なの?”という疑問もありますが、このカードでは、年金や税金などといった秘匿性の高い情報は入らないとのことです。(まぁそもそも個人の利用範囲が狭いということですから…。)

 

国民番号制を導入するメリットは?

 

 これほどまでに心配の声が挙がりながら、導入が決定したマイナンバーですが、導入後に私達が受けられるメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

 

 まず、こちらは経験した方も多いと思いますが、引越しなど、ライフスタイルの変化で変更しなければならない書類の手続きが、簡単になるとのことです。

 

 考えてみれば、確かに引っ越しの際に、住民票を始めとする書類の手続きって、結構多くて大変ですよね。マイナンバー導入後はこれらの手続きが減り、更に間違いなども起こりづらくなる事が予想されます。

 

 また、複数の収入先を持つ場合でも、正確な所得を把握する事が可能になるようで、その正確な所得に応じた課税や年金、社会保障などが可能になるようです。

 

 例えば一例を挙げると、児童手当などでも、従来であれば申請の際に所得証明書と健康保険証のコピーが必要でしたが、マイナンバー導入後は、役所が直接それらの情報を個人番号カードから照会出来ますから、かなり手続きが簡略化されるとのことです。

 

 それに、収入と税金の情報がリンクされますから、給付や課税の二重加算といった間違いもなくなるでしょうし、所得隠しや氏名変更によるごまかしなどが不可能となり、脱税や不正受給が減るでしょう。


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 また、今までは後日、個人の申請によって返還を受ける事が出来ていた高額の医療費や介護費ですが、これらを立て替える必要が無くなるとのことです。(要するに、マイナンバー制度によって個人の所得が把握出来るからですね。)

 

 あとは、年金の記録問題などを始めとして、その他にも、確定申告の際に、国民健康保険の控除証明書なども不要になるようですね。

 

 それと、こういったお金の面以外でも、例えば災害時などに、 医療を必要としたり、支援を必要とするお年寄りや病人などを、迅速に把握出来るという事なども考えられます。

 

 これらのメリットを上げると、確かに導入後、私たちの生活も便利になりそうです。

 

おわりに

 

 さて、ここまでマイナンバーについて色々と書いてきましたがいかがでしたでしょうか?確かに、情報漏洩や犯罪被害などの心配はありますが、恩恵という面を考えると、やはり導入した方が何かと便利そうですよね。(初期費用も気になりますが…。^^;)

 

 ですので、私たちの心配を払拭してくれる対策、例えば”期間ごとに公開する情報を限定する”などのような決策を、導入前にぜひ検討して欲しいものです。(コスト面も。)

 

 ※東京国際フォーラムで、内閣官房内閣審議官・向井治紀氏によるマイナンバーについての公演が、昨年の5月15日に行われていたようです。(富士通株式会社Youtube公式動画)

 

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コメント / トラックバック 1 件

:のぶすけ|

すごくわかりやすかったけど、もっとデメリットを詳しく細かく教えて欲しい~

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