子供のインフルエンザで微熱が続く原因は? 頭痛がひどい?
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こんにちはゴシップBOYです。さて、子供のインフルエンザについては、一般的に大人とは違い、症状などが中々つかみにくいなどと言われています。
という訳で今回は、そんな子供のインフルエンザについて、微熱が続いたりする原因や、頭痛がひどくなる原因などについて詳しく調べてみましたので、ぜひ参考にして見て下さい。
このページの目次
インフルエンザの主な症状や予防と対策
さて、子供が秋から冬に風邪のような症状になった時に、親御さんは”もしかしたらうちの子インフルエンザ?“と迷われるかと思います。
それと、普通の風邪もインフルエンザも、”要するに風邪”とひとまとめにして思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はインフルエンザと言うのは、普通の風邪とは別のウイルスによる病気なのです。
こちらは前回も書きましたが、インフルエンザの場合、ウイルスのタイプによりA型、B型、C型があり、特にA型が症状が激しくなります。
ちなみに、B型については、大人の場合は比較的軽いと言われていますが、子供の場合は大人よりは重い症状になると言われています。
要するに、同じB型でも子供と大人では症状の出方が違うんですね。それと、その年によっては「新型」と呼ばれるものも現れたりしますので、常に最新の情報にアンテナを張っておく事が重要です。
あと、普通の風邪とインフルエンザの症状の違いについて、厚生労働省の資料から要約してみたので、以下を確認してみて下さい。
- 普通の風邪の場合は、喉の痛みやくしゃみ、鼻水などが出て、発熱も特に高くなることはあまり無い。
- インフルエンザの場合は、突然38度以上の高熱が出て、関節痛や頭痛、その他、筋肉痛などの全身症状が現れる。それと合わせて、喉の痛みやくしゃみ、鼻水も出る。
【ソース】厚生労働省/インフルエンザQ&A
ちなみに、インフルエンザの場合は、約1~3日間潜伏した後に症状が出始めますが、急に高熱になったら、医療機関で診てもらう必要があります。
それと、インフルエンザの予防については、ご存知の通りワクチンの予防接種があります。こちらは絶対では無いようですが、かなりの効果があるようです。
特に、インフルエンザを患った場合に重症化しやすい、乳幼児や高齢者に奨励されていますので、ご家族内にこのどちらかがいらっしゃる方は、なるべく予防接種を受けさせるようにするのが好ましいです。
なお、予防接種は強制ではありませんが、毎年行う必要があり、13歳未満は2回で13歳以上は原則1回が基準となっています。
それと、インフルエンザの治療については、まず一般的に心がけるのは、安静と水分補給です。怪しいと思ったら、まずこのようにします。
そして、その上で医者の先生に診てもらい、インフルエンザと判断されると、対症療法で解熱や咳止め、その他鎮痛剤などが処方されます。
また、その時の状況により抗ウイルス薬などが投与されますが、これは発病後48時間以内に投与されないと効果が無いと言われていますので、症状を感じたらなるべく早く病院に行かれる事をオススメします。
子供のインフルエンザで微熱が続く原因は?
さて前述した通り、インフルエンザという病気は突然高熱が出るのが特徴ですが、これはもちろん子供の場合も同様です。
ところが、中にはインフルエンザであっても、微熱に留まる場合もあります。その原因ですが、一つは本人の抵抗力が強く、インフルエンザの影響を小さくしている場合で、もう一つは、予防接種によって症状が軽く抑えられている場合です。
また、別のケースとしては、一度高熱になった後で微熱が続く場合があります。これについては、インフルエンザの後に普通の風邪を引いたことが考えられます。
以前の記事でもお伝えした通り、インフルエンザと普通の風邪では別のウイルス由来のものになりますので、そのようなことも起こりえるのです。
それと、こちらも稀なケースですが、他の風邪薬を服用していて、それによって、インフルエンザが軽くなっている場合などもあるようですね。
ちなみに、こういった症状の数々は、いずれも微熱で済んでいるということですが、でもやはり用心するに越したことはありません。ウイルスが完全にいなくなるまでは、キチンと治療に努めなければなりません。
また、これらの微熱だけでは無く、咳や痰などが止まらない場合もありますが、こういったケースの場合は、普通の風邪や気管支炎などといった事が考えられます。
なお、インフルエンザウイルスは通常、体内で長期間は生きられませんので、4~5日経っても高熱が続く場合や、微熱などが続く場合は、もう一度病院に行って診断を受けられる事ををオススメします。
子供のインフルエンザで頭痛がひどい原因は?
さて、インフルエンザにかかると、頭が痛くなることは往々にして良くあることですが、特に乳幼児でひどい頭痛が続く場合などは注意が必要です。
それは何故かと言いますと、子供のインフルエンザで懸念される病気の一つに、「インフルエンザ脳症」という病気があるからです。
このインフルエンザ脳症に進む確率は、あまり高いという訳では無いようですが、頭痛が続いたりすると、かかる危険性が高くなってくるようです。
ちなみに、このインフルエンザ脳症にかかっているかどうかの判断は、素人目には難しいようですが、主な特徴としては、意識障害やけいれんなどといった症状が現れるようですね。
また、目の動きに異常がないかも判断材料の一つになるようです。ですので、子供がインフルエンザにかかった際は、親の観察もかなり重要になってくるという訳ですね。
また、インフルエンザ脳症の際に注意する事として、解熱剤の使用などがあります。色々と調べてみたところ、解熱剤の使用が脳症に繋がりやすくなるといった意見もありましたので、素人判断で勝手に解熱剤を使うことだけは、なるべく避けたほうが良いと思われます。
話を戻しまして、このインフルエンザ脳症にかかると、知的障害やてんかんなどといった後遺症が残る事が稀にあるそうです。
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それと、最悪の場合は死に至るケースなどもあるようですから、やはりどちらにしても疑わしい場合は、なるべく早くお医者様に診てもらうのが一番ですね。
子供のインフルエンザでその他に注意する事は?
さて最後に、子供がインフルエンザにかかった際に、その他一般的に注意する事として、次のような事が挙げられます。
- 子供は抵抗力が低いので、インフルエンザの流行期に人ごみに出るときは、なるべく注意しましょう。
- 他人からウイルスをうつされた場合と同様に、子供がインフルエンザにかかった際には、他人に移す可能性もあります。ですので、お子さんの症状が完全に治るまでは、登校や外出などは控えましょう。
- マスク、手洗い、うがいなど、子供が嫌う事なども、なるべく徹底させましょう。特に、学校などで風邪が流行っている時期や冬などは、徹底させたほうが良いです。
それと、この他にも合併症などが心配されます。前述したインフルエンザ脳症以外にも、中耳炎や熱性けいれん、肺炎や気管支炎などに繋がる恐れもあるので、かなりの注意が必要です。
もちろん、これらはお医者様が判断して対処することかもしれませんが、一応念頭に置いておくだけでも違うかと思います。
子供のインフルエンザ-記事の終わりに
さてここまで、子供のインフルエンザについて、微熱が続いたり頭痛がひどい場合など、いくつか症状別にまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
相手が子供だけに、なかなかどうしたら良いか状況が掴みにくいかもしれませんが、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
という訳で最後に、新型インフルエンザに対する基礎知識や、対策法などを教えてくれる動画を発見しましたので、良ければこちらのリンク先から見てみて下さい。(Youtube/厚生労働省公式チャンネル)
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