映画「悼む人」のあらすじや撮影場所やキャスト情報は?
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こんにちはゴシップボーイです。さて今回は、映画『悼む人』の原作やストーリーを始めとして、その他、ロケ地やキャスティング、舞台や監督などについて、詳しく書いて行きたいと思います。
このページの目次
映画「悼む人」の原作は?
さて、この映画『悼む人(いたむひと)』ですが、作家の天童荒太さんが書いた小説を、映画化した作品です。ちなみに、この天童さんですが、この作品で第140回直木賞を受賞されています。
※こちらが原作となります。
それと、天童さんの作品と言えば、毎週金曜日にTBS系列で放送している、『家族狩り』という作品も大変話題になっていますよね。※詳細をランキングでチェック!
話を戻しまして、気になる原作の概要ですが、”死者を悼むために、全国を旅している青年”を主人公にした物語です。
ちなみに、作者である天童さんがこの作品の着想を得たのは、2001年の9.11のテロ事件とその報復によるものだそうで、死者を悼む間もなく暴力の連鎖が続く状況に、違和感を覚えたのがキッカケのようです。
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このように天童さんは、社会の闇や人の傷と寄り添いながら、妥協なき姿勢で小説を発表し続けていらっしゃいます。まさに今の時代に求められている、小説家の一人と言えるのでは無いでしょうか?
映画『悼む人』のキャストは? 主役は高良健吾?
さて、この映画の主人公である坂築静人(さかつきしずと)役ですが、俳優の「高良健吾(こうらけんご)」さんが演じられます。
高良さんと言えば、自身の主演作品である、映画『横道世之介』での演技を高く評価された事で有名ですね。
ちなみに、この作品では、“ブルーリボン賞主演男優賞”を始めとして、その他にも、”日本プロフェッショナル主演男優賞”などを受賞されました。
話を戻しまして、今回の『悼む人』での役どころは、”全国を旅しながら死者に哀悼を捧げつづける謎の男”という設定なので、『横道世之介』でのふんわりとしたキャラクターとは、全く違う顔を見せてくれそうです。
それと、夫を殺した罪を背負いながら静人と旅をする、奈儀倖世(なぎゆきよ)という女性の役ですが、女優の「石田ゆり子」さんが演じられます。
ちなみに、石田さんは元々原作のファンだったそうで、作者である天童さんとも、以前から手紙の交流があったようですね。
そんな経緯があってか、石田さんは「『悼む人』が映像化される際はぜひ出演したい」と天童さんに希望を伝えていたそうですよ。
【ソース】映画悼む人映画化決定!/東映
それと、この映画のその他のキャストについてですが、現時点ではその詳細が明らかになっていないので、分かり次第こちらに追記したいと思います。
【追記】
その他のキャストについても公開されましたね。気になるキャスト陣ですが、倖世の元夫である甲水朔也役に井浦新さん、静人の妹役である坂築美汐役に貫地谷しほりさん、エグノこと蒔野抗太郎役に椎名桔平さんとのことです。(あとは大竹しのぶさんや山本裕典さんも出演されます。詳しくは公式サイトの方を覗いてみてください。)
「悼む人」のあらすじは? 撮影場所は?
それでは今から、この映画『悼む人』の、原作のあらすじ(大筋)をご紹介したいと思います。※あらすじは以下から↓
一方、奈義倖世(石田ゆり子)ですが、夫である甲水朔也を殺害した罪で服役していましたが、なんと4年という短い刑期で出所しました。
ちなみに、この夫の人物像ですが、DVを受けた女性たちをかくまっていた事で、世間から称賛を浴びるような人物像だったようです。
話を戻しまして、倖世は夫を殺害してしまった罪悪感からか、甲水の亡霊に悩まされる日々が続いていました。
そして、これといって行先も居場所もない倖世は、その亡霊を振り払うかのように、二度と行くつもりもなかった東北の殺害現場に足を運びます。
そこには何と、死者を悼む旅を続けていた静人の姿が。そして更に、自信が殺害した夫に対し、祈りを捧げている光景を目の当たりにします…。
ちなみに、以前書いた以下の記事では、この原作のあらすじについて、もう少し掘り下げて書いています。ですので、興味のある方は是非読んでみて下さい。
さて、この映画の見所ですが、何と言っても静人と倖世の関係と、倖世が静人と出会い、いかに人生をやり直していけるかが、見どころになりそうな気がします。
それと、人間的にちょっと難がありそうな、週刊誌記者の蒔野氏と、静人の関係なども見どころになりそうです。
あとは、この映画の撮影場所(ロケ地)ですが、福島県や山形県、新潟県、関東近郊で行われたそうです。倖世が出所後訪れた東北地方が、実際の撮影場所でもあったようですね。
【ソース】悼む人/Wikipedia
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『悼む人』の舞台版の主役は向井理? 堤幸彦監督とは?
さて、今回ご紹介した『悼む人』ですが、実は2012年に舞台作品化されています。ちなみに、その際の静人役は俳優の「向井理(むかいおさむ)」さんで、倖世役は、女優の「小西真奈美」さんがそれぞれ演じられています。
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【舞台『悼む人』/PARCO STAGE公式動画】
それと、この舞台は全国11ヶ所で上演され、なんと約5万人を動員したそうです。う~ん、これはかなり驚異的な数字ですね。
東京公演のPARCO劇場が458席という事を考えると、その5万人という数字が、途方もないヒットを物語っていると思います。
そして、この舞台の演出を手掛けたのが堤幸彦さんという方なのですが、実はこの方、更に今回の映画版でも、監督としてメガホンをとられていたようですね。この事から、この作品にかける並々ならぬ決意を感じます。
ちなみに堤幸彦監督のヒット作は数多くあります。テレビドラマでは、『池袋ウエストゲートパーク』を始めとして、『TRICKシリーズ』、『SPEC』などが、映画では『20世紀少年』を始めとして、『BECK』、『エイトレンジャー』といったヒット作品があります。
個人的には、「池袋ウエストゲートパーク」辺りが懐かしいですね~。当時、自分の回りでは地元が近いということもあり、かなり話題になっていた事が思い出深いです。
話を戻しまして、この堤監督ですが、今回のこの映画について、以下の様なコメントを残されています。
「私はこの作品を舞台なり映像なりでより多くの人々にご覧いただき、世の不条理の痛みを少しでも緩和できればと考えた」
う~ん、なるほどですね~。この映画が世の中の不条理に対して、一体どのように訴えているのかが、今から非常に楽しみです。
それと、この堤監督ですが、最近では2015年に公開予定の、『天空の蜂』という原発を題材にした映画を撮られています。
この事から分かる通り、最近は特に社会問題に対して、積極的に目を向けた作品が多いように感じられます。(意識して手掛けられているかもしれませんね。)
さて、色々と気になるトピックが多い本作ですが、私の率直な感想としては、一刻も早く劇場で観たいと調べるうちに思いました。
しかし、肝心の公開日は2015年の2月14日の土曜日ということで、しばし辛抱が必要なようですね。という訳で、今から他のキャストの公表を心待ちにしながら、劇場公開を楽しみに待ちたいと思います。
※この映画の予告編も出ましたね。やはり石田さんの演技は安定感があります。(Youtube東映公式チャンネル)
※以下は悼む人の単行本となります。
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