カレンダーの暦で仏滅とは何だ? 六曜の意味は?
このページは約1分で読めます。
こんにちはゴシップボーイです。さて、結婚式といえば「仏滅にはやらない方がいい」などと言われていますが、そもそもこの『仏滅』とは一体何なのでしょうか?
という訳で今回は、この”仏滅とは何ぞや?”という部分を始めとして、その他にも、六曜の意味などについて、詳しく書いて行きたいと思います。
このページの目次
仏滅とはなんだ? 意味は?
さて、まずは仏滅についてですが、仏滅という字をそのまま見ると、字面から「仏様が死んだ日」と解釈される方も多いと思います。ですが、それはちょっと違うようで、『仏も滅するような最悪の日』という意味のようですね。
なんでしょうね~…。もう少し分かりやすく噛み砕いて言うと、”仏様も滅び去ってしまう位の悪い日”といったところでしょうか?^^;
ちなみに、この仏滅ですが、元は「空亡」や「虚亡」と呼ばれていたそうで、その後、全てが虚しいという意味の「物滅」となったそうです。そして更にその後、この物滅に「仏」の字が当てられ、「仏滅」となったようですね。
あとこの仏滅ですが、『終日何をしても万事凶』と言われているようですから、この日に開店や移転などの祝い事などを始めとして、その他、入籍やお宮参りなどの慶事も控えたほうが良いようです。
しかし、六曜の一つであるこの仏滅は、『仏事はよろしい』という言葉の通り、何故かお葬式だけはしても良いといわれています。
う~ん…一見、上述した仏滅の意味を考えると、故人が無事に天界に辿り着けるのか…?、という不安もありますが…^^;
それと、お葬式で思い出しましたが、これもまた六曜の一つである「友引」の日に、お葬式をしない方が良いみたいですね..。これは何故かと申しますと、友引という字が”友を引く”と解釈出来るからのようです。
もう少し具体的に説明しますと、友引は『冥土に友を連れ去る』という風に解釈されているからのようですね。それに、この友引に当たる日は、六曜では「葬式を忌む」とされていて、だから避けられているとのことです。
それと、友引の日は多くの葬儀場が休みだそうです。例えば、葬儀といえば家族や親戚が一同に集まりますから、そういった悪い意味の日に、敢えて凶事を執り行う必要は無いだろという話ですね。(逆に考えれば慶事もしかりですね。)
特にご年配の方などは、その辺を気にされる方もいると思います。まぁそうなると、”じゃあなんで仏滅の葬式は大丈夫なんだ?”っていう疑問が残りますが..w (先ほど申し上げた通り「仏事はよろしい」からなのでしょうか?^^; う~ん疑問です。)
あと、こういった信仰とかの話についてですが、別のライターさんが書いた、お賽銭の記事やお見舞金の記事を見てみてください。
読むと分かると思いますが、いずれにしても昔から日本人は、その物事や字から連想されるイメージを、結構気にするような所があるようですね。
六曜ってなに? 旧暦と関係がある?
さて、前項では六曜と何回も言っていますが、そもそもこの六曜とは一体何なのでしょうか? 単刀直入に言いますと、六曜とは、カレンダーの数字のそばに書いてある「先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口」のことを指して言います。
ちなみに、この六曜と各日がどの様に決まっているかというと、まず旧暦の「1月・7月」の1日が先勝となっており、「2月・8月」の1日が友引となっております。
そして、「3月・9月」の1日が先負、「4月・10月」の1日が仏滅、「5月・11月」の1日が大安、「6月・12月」の1日が赤口と、各々決められているようですね。
ちなみに、分かりやすく書くと以下のようになっております。ご覧のとおり、月ごとに先勝~赤口の順で繰り返しています。
「1月1日・7月1日」先勝
「2月1日・8月1日」友引
「3月1日・9月1日」先負
「4月1日・10月1日」仏滅
「5月1日・11月1日」大安
「6月1日・12月1日」赤口【ソース】コトバンク/六曜ろくよう
それと調べて分かったことですが、この六曜は月ごとだけではなくて、6日間周期でも繰り返されているようですね。
ただどうなんでしょうね? 2015年の新暦のカレンダーの方を見てみると、1月1日は先負で、2月1日が赤口となっています。
一応、六曜が分かると、旧暦の日付が分かるところまでは調べられましたが、残念ながら、新暦と旧暦のどちらを重要視すれば良いかは分かりませんでした。
でもですよ。多分ですが、日本では今現在は新暦のカレンダーが一般的ですから、何か催事ごとには、新暦の方を見て判断して問題ないかと思います。
六曜のそれぞれの意味は? 占いやおみくじ?
さて、先ほど仏滅と友引の意味についてサラッとご説明しましたが、そうなると、他の六曜がどのような意味を持つか知りたいですよね。 という訳で、以下に簡単に記してみますね。
先勝「午前中は吉、午後二時より六時までは凶。万事に急ぐことが良い。」
友引「朝は吉、昼は凶、夕は大吉。ただし葬式を忌む。」
先負「午前中は凶、午後は吉。勝負事や急用は避ける。」
仏滅「何事も遠慮する日、病めば長引く、仏事はよろしい。」
大安「大いに安し。何事においても吉、成功しないことはない日。」
赤口「万事に用いない悪日、ただし法事、正午だけは良い。火の元、刃物に気をつける。」【ソース】 wikipedia/六曜
・・と、それぞれこのような意味になっております。なんか、神社で引くおみくじのようで面白いですね。^^
それとこの六曜ですが、仏滅や友引のように仏事と関係の深そうな言葉が使われてますから、一見すると仏教と深い関係がありそうに見えますよね。
ですが、この六曜と仏教は一切関係ないものだそうです。そもそもお釈迦さまは、こういった占いの類を禁止しているそうですよ。
それとこの六曜ですが、勝負事に関する内容なども含まれていることから、一節では、”賭場の人達がゲン担ぎで広めたのではないか?”とも言われているみたいですね。
仏滅・六曜の記事-おわりに
最近では、六曜にはあまりこれといった根拠がないことや、占いや迷信の部類に属すると言われ、公共機関の作成するカレンダーや暦には用いられなくなって来ているそうです。
それと、結婚式の式場なども、仏滅などはお安いパッケージが出ていたりするようですね。ですので、”信憑性の無いことはあまり気にしない“という人にとっては、そういうパッケージを上手に利用するのもアリかもしれません。
スポンサーリンク
何にしても、自分だけではなく、周りの意見もキチンと取り入れてからですね。※こちらの動画では、六曜に関する事をもう少し掘り下げて説明してくれています。意外な事が分かりますよ。w(Youtube)
スポンサーリンク
今回の記事が何かのお役に立てましたら、各種ソーシャルボタンでシェアして頂けると幸いです。
以下オススメの記事
関連記事
[Featured Articles & Ads]
最近のコメント