雛人形の飾り方! 階段の一段目から7段目の並びは?
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こんにちは、トレンドガールです。さて、早いもので、年が明けたと思ったら節分も終わり、もうそろそろ雛祭りの時期ですね。かくいう筆者は、子どもの頃お雛様を飾るのが大好きだった一人です。
その理由ですが、お雛様っておままごと遊びみたいな感じがして、今思うと、リカちゃん人形やシルベニアファミリーで遊ぶのと、同じ感覚だったような気がするんですね。それでいて、親も大事に飾ってくれて、厳かな雰囲気もありつつ、女の子のお祝いでどこか誇らしげな感じがしたんです。^^
そんな雛人形ですが、いつも悩むのは、やはりその並べ方ではないでしょうか? リカちゃん人形だと好きなところに動かせるけど、お雛様はきちんと皆座っていますし、お供のような人形もいますし、バラバラだと見栄えもよくないし…。
という訳で今回は、雛人形の7段飾りの並べ方についてを始めとして、その他にも、1段飾りやひな祭りの由来などについても調べてみる事にしましたよ! これからお雛様を飾ろうとしている方は、ぜひ参考にしてみて下さいね! ではスタート♪
このページの目次
そもそもひな祭りはいつ頃から始まったの? 由来は?
さて、それではまず、ひな祭りの由来についてですが、こちらいつ頃から執り行われていたのでしょうか? 文献などには、はっきりとした記述が残ってないようですが、巷では平安時代くらいからと言われているようです。
具体的には、かの有名な源氏物語の中に、「ひいな遊び」という人形遊びの一節が描かれてあり、この宮中での女の子の遊びが、ひな祭りと関係あるのではないかと言われています。
また、その昔、人形(ひとがた)と言って、紙や木で作った人形を撫でたり息を吹きかけたりすることで、災厄を人形に被ってもらい川や海に流す、という風習があったようです。
その名残が「流し雛」として、一部の地域では現在も行事として受け継がれています。(ちなみに、先程お伝えした源氏物語の中にも、流し雛の話が出てくるようですよ。)
話を戻しまして、この雛祭りは「上巳の節句(じょうしのせっく)」とも言われます。元々、中国で3月初めの巳の日に、厄払いを行う習慣がありました。この風習と宮中のひいな遊び、そして流し雛などが相まって、現在のようなひな祭りに発展していったとも言われています。
ただし、現在のような豪華な飾りになったのは、江戸時代からみたいですね。江戸幕府が五節句を式日として定め、上巳の節句も五節句の一つとして、3月3日に定められました。そこから、武家社会、さらに巷の人々(一般の民衆)にも、今日のようなひな祭りの形が広まっていったようです。
このように、元々は無病息災を願う厄除けの行事だったものが、時代と共に色々な風習と結びついて、雛人形に女の子の誕生や健やかな成長を願う行事に発展していったんですね。なるほどなるほど。
雛人形の7段飾りの飾り方は? 動画で見てみよう!
さて、それでは次に、雛人形の飾り方についてお伝えしたいと思いますが、こういう時は口で説明するよりも映像の方が分かりやすいですね。
という訳で、以下に七段飾りの参考動画をご紹介しますので、まずはこちらをご覧ください!(Youtube/zigenosin yskより)
いかがだったでしょうか? さてここで、動画のおさらいとして、以下に飾る時のポイントを抜粋させて頂きますね。並べる時の再確認用としてお使い下さい。(全て向かって左からの順番になります。)
- <1段目>お内裏様
- <2段目>三人官女
- <3段目>五人囃子
- <4段目>随身
- <5段目>仕丁(衛士)
- <6段目>道具(小さいもの。)
- <7段目>道具(大きいもの。)
無事に並べ終えることができましたか? ちなみに、こちらは余談ですが、雛祭りは天皇と皇后の結婚式で、そのお祝いの席の様子が表されているんだそうですよ。そこで、それぞれの役割についてもお伝えしますね。
- ・男雛と女雛→ 天皇と皇后
- ・三人官女→ 宮中に使える女官で皇后様のお世話係。真ん中の官女は既婚者という事で、眉が無くお歯黒になっているそうです。
- ・五人囃子→ 元服前の少年たちの楽隊です。結婚式で日頃の練習の成果を出そうと、頑張っているところです。
- ・随身→ 弓や太刀を持っていて、警護担当になります。今で言うSPですね。
- ・仕丁(衛士)→ 天皇のお世話係で掃除などもします。「泣き上戸」「笑い上戸」「怒り上戸」の三人上戸と言われ、”子どもが表情豊かに育つように”との願いが込もっているそうです。
https://ryuuseinogotoku-trend.com/what-when-is-are-2016-the-boys-double-ninth-gregorian-calendar-the-lunar-calendar-6372
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雛人形って一段飾りに出来るの? 気になる飾り方は?
ところで、雛人形と言えば、がぜん7段飾りのイメージが強いですが、近頃は住宅事情などがあってか、コンパクトな3段飾りや1段飾りのものが増えてきたようですね。
そこで、もしも7段飾りをお持ちでしたら、1段飾りにリユースしてみませんか? 「面倒だから…」、「もう子供も大きくなったし…」と押し入れに眠らせておくよりも、毎年出して皆でお祝いしてあげた方が、お雛様もきっと喜ぶと思いますよ!
けれど、厄除けの意味から、”人数を減らしても大丈夫なのかしら?”と思われる方も、中にはいらっしゃると思います。ですが、そこは大丈夫なんです。その役目は、お内裏様とお雛様のお二人にお願いしちゃいましょう!
ちなみに、三人官女や五人囃子は、婚礼に華やかさを出すスタッフのようなもので、主役はあくまでもお雛様達なので、とりあえずは男雛と女雛の二人が居れば良いとのことですね。
あと、一緒に飾るものとして、以下の物を飾るのが一般的なようです。
- ・屏風
- ・ぼんぼり
- ・親王台
- ・平飾り台
- ・毛氈
- ・親王前飾り
- ・桜と橘
- ・菱餅
以上、この辺を一緒に飾っておけば、一段飾りでも大丈夫みたいです。ぜひ参考にしてみてください!
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雛人形の1段目から7段目の飾り方について-終わりに-
さて今回は、ひな祭りの由来についてを始めとして、その他にも、雛人形の七段飾りや一段飾りなどについて調べてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
このように、雛祭りは単に人形を飾るだけでなく、それ自体に神聖な意味合いがあったんですね。筆者も自分のお雛様をまた、飾りたくなってしまいました。^^
という訳で、今回は以上となりますが、最後に皆が知っている雛祭りの歌、「うれしいひなまつり」の動画をご紹介して、今回の記事の締めとさせて頂きます。また、お会いしましょう♪(Youtube/itosan1000より)
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