PM2.5の原因は石炭? 市原市や室蘭や大阪は?
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こんにちは、ゴシップBOYです。さて今回は、春先の花粉症などと共に、やっかいな現象の一つといえるPM2.5について、書いて行きたいと思います。
具体的には、PM2.5の原因とされている物質についてや、国内でも濃度が高いとの報道があった、市原市・室蘭・大阪などといった都市での実情について、詳しく書いていきたいと思います。
このページの目次
PM2.5は中国から発生している? 原因はあの物質?
さて、前回もお伝えした通り、そもそも日本で発生するPM2.5の主な原因ですが、中国の大気汚染と言われています。
この中国で発生した大気汚染が、太平洋を西から東に向かって吹く偏西風というものに乗って、日本までやって来るのだそうです。
ちなみに、詳しく調べてみたところ、どうやら中国では、発電や暖房のための燃料の多くを石炭に頼っていますが、石炭はPM2.5の原因ともなる”スス”が出やすいという特性があるとのことですね。
さらに、車の排ガス規制も国際的な基準より緩い為、大気中には硫黄酸化物などの有害物質が発生しており、これもPM2.5の原因の一つあると言われています。
もしそれが本当だとしたら、大陸に近い九州地方や日本海側の都市の人は警戒が必要でしょうが、太平洋側なら、大丈夫だろうと考える人も少なくないことでしょう。
ところが近年、大阪や千葉など太平洋側の都市で高濃度のPM2.5が発生して、社会的問題になったという報道が続いています。
千葉県市原市で国の基準値を超えるPM2.5が発生?
例えば千葉県では、2013年11月に、PM2.5の大気1立法メートル当たりの平均濃度が、国の暫定指針値である70μg(マイクログラム)を超える可能性があるとして、県内全域に外出を控えるよう注意報が出されたそうです。
更に、同県の市原市では、市内3か所の観測所でいずれも127~88μg(マイクログラム)と、国の暫定指針値を超える高濃度のPM2.5が記録されたとのこと。
う~ん…、千葉県の中でも、一体なぜ市原市だけがそんなに高濃度のPM2.5に見舞われてしまったのでしょうか?
実はこれ、関係者も「範囲が限定されており、中国の大気汚染の影響を受けたとは考えづらい」と原因が分からなく、お手上げ状態なのだそうです。
【ソース】スポニチアネックス/PM2・5 千葉で上昇 市原市で基準超え…原因不明
室蘭や大阪といった都市にもPM 2.5の恐怖が!
一方、2014年の3月には、北海道室蘭市においても高濃度のPM2.5が観測され、大変問題になりました。詳しく調べて見ると、3月27日に大気1立法メートル当たりのPM2.5の平均濃度が61.3μg(マイクログラム)と、国の暫定指針値である70μg(マイクログラム)に迫る勢いだったとのことです。
そのため室蘭市では、住民に外出を控えるよう呼び掛けるなど、対応に追われたそうです。そして、後日専門家が原因を調査したところ「この日同市付近にほぼ風が吹かず、霧も出ていたため、粒子や排出ガスが滞留したことが原因だった」と発表したそうです。
この他にも、大阪など近畿地方の都市でも、高濃度のPM2.5が測定されたとの報道が続くなど、「もはや日本国内において、ここに住んでいれば絶対大丈夫」と言い切れる場所が無くなって来ていると言っても過言ではない状況だそうです。
その為、住んでいる自治体のホームページをマメにチェックしたり、防災メールに登録するなどして、毎日のPM2.5の値に気をつけておくことが大切なのだとか。
【ソース】朝日新聞デジタル/(ニュースのおさらい)汚染物質「PM2.5」って何?
そして、注意喚起が出されたら、なるべく外出をひかえるのが得策だそうです。(もしやむおえず外出するにしても、専用のマスクを着用するなど、身を守るための対策が必要とされます。)
※マスクの正しいつけ方などこちらの動画で詳しく知ることが出来ます。(Youtube/大田区公式チャンネル)
※PM2.5にはやはり専用のマスクを使用するのが良いです。こちらは花粉対策にもなります。
※自宅でのPM2.5対策には、ダイキンの空気清浄機をオススメします。(PM2.5対応です。)
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