冬至の地域別の食べ物は? (北海道・関東・関西・九州・沖縄)


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 こんにちはトレンドボーイです。さて、10月も後半に入りましたが、この頃は急激に寒くなってきましたよね。つい先日まで夏のような感じがしていたので、この急激な気温の変化に、正直まだついていけていません…^^;

 

 そう言えば、都内では17時30分頃には、気がついたら太陽が沈んでるなんて日が多くなってきましたね。秋を通り越して、冬がすぐそばまで来ている。そんな季節の到来を感じさせられます。

 

 話を戻しまして、この冬といえば、毎年私は柚子(ゆず)湯に入るのが習慣になっていますが、特に冬至の日などは、より一層気合をいれて、いつもよりも多めに柚子を入れるようにしています。(柚子だらけのお湯に浸かっていると、その香りも合わり、とても幸せな気分で過ごせるんですよ^^)

 

 ちなみに、冬至と言えば、確か日照時間が一年で1番短くなる日の事を指して言ったような気がしますが、そもそも何気なく使っているこの冬至について、正直あまりよく分かっていません…。

 

 そんな訳で今回は、「冬至とはそもそも何?」、「2017年はいつで、日の出日の入り時刻は何時なの?」という疑問についてを始めとして、その他にも、こちらも個人的に気になる、冬至の日の地域別(北海道関東関西九州沖縄)の食べ物などについて、詳しく調べて見ることにしましたよ!

 

 皆さんも、この記事を読むことによって、今まで何となくしか知らなかった、冬至についての知識を深められるかと思いますので、ぜひ最後まで読んで頂けたらと思います! それでは早速スタート♪

 

このページの目次

冬至とはなんだ? 2017年はいつなの? 日の出日の入り時刻は?




 

 さて、それではまず最初に、「そもそも冬至とはなんだ?」という部分や、「2017年はいつで、日の出日の入り時刻は何時なの?」という気になる部分について、詳しく見て行きたいと思います。

 

 という訳で、まず冬至とは何ぞやという部分ですが、こちら冒頭でお伝えした通り、一年でいちばん日が短い日のことを指して言います。つまりは、一年でいちばん夜が長い日と言うことになりますね。(ちなみに、これとは対照にあるのが夏至です。夏至は一年で1番昼が長く夜が短い日となります。)


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 話を戻しまして、この冬至は、このように1年でいちばん日が短く、尚且つ夜が長い日という事が分かりましたが、これというのは、逆に言えば次の日から、日が昇っている時間が、段々と長くなって行くことを指しています。

 

 そんな事もあり、古来いにしえの時代から世界各国では、この冬至の日を太陽が新しく生まれ変わる日(太陽陰暦では冬至が暦の起点)と人とらえ、盛大にお祭りなどが執り行われて来たようですよ(゚д゚)

 

 ちなみに、お隣の中国では、この冬至の日を陰陽に当てはめて、冬至に向かって陰から陽に再びかえり、「一陽来復(いちようらいふく)」で、運気が向いて来るとされているようです。(つまり、冬至の日以降に、運気が再び上昇するという考えな訳ですね^^)

 

 また、この冬至は、二十四節気(にじゅうしせっき=一年を季節に当てはめた言葉で24分割したもの)の内の22番目だそうで、両隣には小寒と大雪があります。

 参考:冬至 – Wikipedia

 

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 話を戻しまして、次に2017年の冬至の日にちや、日の出日の入りの時刻についてですが、こちら調べてみたところ、まず日にちに関しては12月22日となっていました。

 

 それと、日の出日の入り時刻については、一応日本各地で異なりますので、以下を参考にしてみて下さい。

日の出 日の入り 日照時間
札幌 7:03 16:03 9時間
仙台  6:50 16:20 9時間30分
東京 6:47 16:32 9時間45分
名古屋 6:57 16:45 9時間48分
大阪 7:02 16:52 9時間50分
福岡 7:19 17:14 10時間15分
沖縄 7:13 17:43 10時間30分

参考:国立天文台暦計算室/各地のこよみ


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冬至の地域別(北海道・関東・関西・九州・沖縄)の食べ物は?




 

 さて、冒頭で「冬至の日は柚子湯でゆったりお風呂に浸かる」なんてお伝えしましたが、実は食べ物なども特別なんです。この辺はご存知の方も多いかと思いますが、冬至の日の食べ物と言えば、南瓜(かぼちゃ)が有名ですね。

 

 ちなみに、冬という季節は、野菜の収穫量自体が減るので、そんな厳しい冬を乗り越える為に、栄養価の高いかぼちゃを冬至の日に食べるという習慣が、日本では古くから自然と根付いて来たようです。

 

 また、冬至の日にかぼちゃを食べるその他の理由として、「冬至の七種(ななくさ)」と言うのがあり、その中にかぼちゃが入っているからのようですね。

 

 具体的には、南瓜(なんきん)人参(にんじん)蓮根(れんこん)銀杏(ぎんなん)饂飩(うんどん=うどん)金柑(きんかん)寒天(かんてん)の7つですが、特に関西地方では、古くからこの七種を食べる風習があるようです。

 

 ちなみに、「南瓜(なんきん=かぼちゃ)」ですが、こちら古くは江戸時代から”なんきん”という言い回しが、同じく関西地方を中心に使われて来たそうですよ! なんでも、その背景には、中国の南京からカボチャが入って来たからとも言われているようです。

 

 あ! それと、この七種(ななくさ)は、どれも必ず「ん」が文字の中に2回入るという共通点がありますが、これは一説によると、無病息災を願い、”運”を上げたいからとも言われていますね。

 

 だからこそ、七種それぞれの語尾が「ん」という共通点があり、そんな運のつく食材を食べるという風習に繋がっているようです。

 

 話を戻しまして、ではここで、本題である冬至の日の地域別の食べ物について、詳しくご紹介させて頂きたいと思います。

 

 地域によって、冬至の日に慣例的に食べる物が異なっているようなので、その辺の詳細を今からお伝えさせて頂きますね^^ では早速見て行きましょう!


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北海道の冬至の日の食べ物


以下Twitterより参考画像入りツイートを引用


 さて、まずは北海道の冬至の日の食べ物についてですが、こちらどうやらメインはかぼちゃではあるものの、お汁粉(おしるこ)にかぼちゃを入れた物を食べる慣習があるそうです。(その名も「かぼちゃお汁粉」というそうです。)

 

 北海道と言えばご存知の通り寒さが厳しいですから、冬至の日は特に身体を温めるということで、栄養満点の南瓜(かぼちゃ)を入れたおしるこを食べるということでしょうか?^^

 

 確かに、かぼちゃは温めると甘みが増しますから、小豆との相性はかなり良さそうですね。一緒にすれば程よい甘さで食べやすいのかもしれません。

 

 また、北海道民の方によると、どうやらこの「お汁粉かぼちゃ」は、食事のメインやおかずではなく、最後にデザート的に食べるとのことでした。やはりその辺は、その甘さゆえでしょうか? どちらにしても、これは美味そうですね!

 

 あとは、同じくかぼしゃと小豆を使った、「かぼちゃのいとこ煮」というのも、よく食べられているようです。(こちらは東北などでも食べられているそうですよ!)


以下Twitterより参考画像入りツイートを引用

https://twitter.com/MOEKA03723853/status/811525582949232640

 あ! それと、東北の話が出たので、こちら余談としてお伝えさせて頂きますが、仙台では冬至の日にお雑煮にいくらを入れたり、福島では梅干しに砂糖をかけたものなどを、食べるところもあるようですね。

 

 あとは、青森では「かぼちゃ粥」なども食べられているようです。

 

関東の冬至の冬至の日の食べ物




 

 さて次に、関東の冬至の日の食べ物についてですが、こちらまず、北関東の群馬県では「こんにゃく」を食べるそうです。

 

 ちなみに、群馬県と言えば、昔からこのこんにゃくの生産量が日本一で、尚且つ同県の名産品の一つとしても知られているようですが、そんな事もあってか、このこんにゃくが体内の毒素を排出する効果を見込んで、お坊さんが冬至の日に、1年間の煩悩を落とす日として食べるようになったとされているようですよ!

 

 そんな訳で、そこから大衆に根付き、今もこの文化が続いている地域などもあるようですね。

 

 また、そもそも群馬県では、古くから小麦の栽培なども盛んなので、うどんの小麦を使った料理が普段から良く食べられていて、特に冬至の日には、「冬至うどん」として食べられているようです。

 

 ちなみに、この冬至うどんとは、かぼちゃやこんにゃく、ニンジンやネギなどが入ったうどんのことです。群馬県では、昔から冬に温まる料理として、民衆に根付いているようですね。


以下Twitterより参考画像入りツイートを引用

https://twitter.com/sugar_lunatic/status/811446076930564096

 それと、それ以外の関東の地域では、日本全国の様々な地域から人が集まってくるという事もあり、「かぼちゃの甘煮」以外、”絶対にこの料理を食べる”という、はっきりとした慣習については分かりませんでした。

 

 ちなみに、かぼちゃの甘煮は以下のようなものです。よくスーパーなどで見かけますね。


以下Twitterより参考画像入りツイートを引用

https://twitter.com/Mobukofg/status/919062453874434049

 話を戻しまして、関東で冬至の日に食べる物のテッパンが無いという事は、逆に言えば出身地別などで、食べるものが様々あるという事でもありますので、関東にお住まいの方は、周りの知人や友人に地方出身者の方などがいれば、その方に色々と聞いてみるのも良いかもしれませんね^^

 

 ちなみに、埼玉県の一部地域では、塩辛いまんじゅうを食べる所などがあり、山梨県では、「かぼちゃほうとう」という物などが食べられているようです。


以下Twitterより参考画像入りツイートを引用

 

関西の冬至の日の食べ物


以下Twitterより参考画像入りツイートを引用


 さて、次に関西の冬至の日の食べ物についてですが、こちらは、先程お伝えした冬至の七種を中心に、食べられているようです。(関西地方だけでなく、東海地方の一部でも食べられているようですね。)

 

 また、関西や東海の一部地域では、「冬至なんきん」と言って、北海道の「かぼちゃのいとこ煮」と同じような物なども食べられているようですよ!


以下Twitterより参考画像入りツイートを引用

https://twitter.com/yamazon_BMT/status/679301828815667204

 

九州の冬至の日の食べ物


以下、小田急百貨店公式Twitterより参考画像入りツイートを引用


 さて、次に九州の冬至の日の食べ物についてですが、こちらについても「かぼちゃの甘煮」以外、これと言った特有の料理が見つかりませんでした。

 

 そんな訳で、もしかしたら、今までご紹介した冬至料理のどれかを(例えばかぼちゃのいとこ煮など)、それぞれのご家庭でアレンジして食べられているのではないでしょうか?^^

 

沖縄の冬至の日の食べ物


以下Twitterより参考画像入りツイートを引用


 さて、次に沖縄の冬至の日の食べ物についてですが、こちらについては、主に「トゥンジージューシー」という料理が食べられているようです。

 

 ちなみに、トゥンジージューシーとは、「トゥンジー(冬至)、ジューシー(炊き込みご飯)」という意味で、豚肉、しいたけ、ニンジン、カマボコ、田芋などを使った炊き込みご飯の事を指して言うそうですね。

 

 冬至の日に、火の神である「ヒヌカン」が祀られる仏壇にお供えし、無病息災などを願いながら、家族皆で食べるのがその風習のようです。


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冬至の概要や地域別の食べ物などについての記事-終わりに-

 

 さて今回は、「冬至とはそもそも何で、2017年はいつなの?」という疑問についてを始めとして、その他にも、「冬至の日に地域別(北海道、関東や関西、九州、沖縄)で食べる料理は何?」という部分について、詳しく調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 今回、筆者も含め色々と勉強になった方も多いと思いますが、特に印象的だったのは、同じ日本なのに、北海道と沖縄で冬至の日に食べる料理がまったく違ったことですね。

 

 また、その他の地域でも、それぞれ場所によって違う料理が慣習的に食べられていたりと、”同じ日本でも結構違うものを食べるんだな~”と改めて思いました。

 

 まぁその背景には、地域によって大切にしている文化や、その地域別に採れる農作物などの影響もあるとは思うのですが、いずれにしても大変興味深かったですね。

 

 ただ、共通点もありました。それは何かと言いますと、どの料理も健康祈願の為に食べられているという事です。

 

 特に、冬至は寒い冬の季節という事もあるので、やはり健康や無病息災などを願って食べるのは、自然なことなのでしょうね。いずれにしても、こういった文化は大切にしたいと思いました。

 

という訳で、本日は少々長くなってしまいましたが、以上、冬至の日の概要や地域別に食べる料理についての記事でした! ではまた会いましょう!

 

 最後に、小さなお子さんやご老人などが食べても安心そうな、柔らい「かぼちゃのいとこ煮」の動画を発見したので、こちらをご紹介して本日の締めとさせて頂きます。

 

 筆者的に、つぶあんよりもこしあん派なので、こういった柔らかい物は大好物ですね^^ という訳で、今年の我が家の冬至は、これに決定です! あ~楽しみ♪ (Youtube/介護ポストセブン公式チャンネルより)

 

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