大塚家具の現在の株価は? なぜ上がる? 今後は?
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こんにちは。gossip-boyです。さて今回は、いま父と娘の抗争などで話題の、大塚家具の現在の株価や配当、更に、今後の動きや何故上がるか？などが気になったので、その辺を詳しく調べてみました。
このページの目次
大塚家具の現在の株価は?
さて、大塚家具の2015年3月13日現在の株価の終値は、1573円でした。そしてここ1カ月の間、大塚家具の株価は、かなり激しい変動がありました。
それと言うのも、2015年の2月後半の株価は1,000円～1,200円台だったのですが、なんと2015年3月3日には、今期最高値の2488円にまで上昇したのです。
大塚家具の株価はなぜ上がったの? 株価の操作?
さて、ニュースなどの情報によると、これまで大塚家具では、会社の今後の経営方針などをめぐり、創業者である大塚勝久会長と、娘である大塚久美子社長が対立して来たと報道されていましたね。
なぜ対立しているのかと言うと、これまで「大塚家具」という会社を建て上げてきた創業者である大塚勝久氏に対し、娘である大塚久美子社長が、「お父さん、そんなやり方じゃ、生き残れないわよ」と言って宣戦布告したからだそうです。
ちなみに、これまでの大塚家具は高級家具路線で、会員制を導入して、少数の限られたお金持ちの顧客にターゲットを絞って、商売を行って来ました。
そしてお客様に付きっきりの高レベルな接客を行い、気に行ってもらった顧客にまとめ買いをしてもらうという形だったそうです。
しかし、2008年のリーマンショック以来、消費者の財布のひもが固くなり、次第にニトリやIKEAなどの低価格を売りにしたインテリアショップに顧客を奪われるようになって来たそうです。
その為、大塚久美子社長は、これまでの父親のやり方を廃止し、より低価格の家具を売って行こうと考えたそうです。
しかし、父親の大塚勝久会長もすんなりとそれを受け入れることはなく、結果両者は全面対決の構えに出たそうですね。
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ちなみに、ジャスダック市場に上場する大塚家具の株価が急上昇したのは、そんな内輪もめの真っ最中でした。でも、普通会社の中でゴタゴタが起こると、株価は下落しますよね。
だって普通は、”親子でケンカしているようじゃ、この会社の株を持っていても損をしそう”と考えた投資家が、手持ちの株を売りに出すため、株価は下がりそうなものですよね。
なので、今回の株価の上昇はちょっと不自然な感もあります。”誰かが株価を不正に操作したのかも?”と考えても不思議ではありません。でも、実はこれには理由があるのです。
実は大塚家具の経営権をめぐる父と娘の対決は一向に収まる気配がなく、「こうなったら3月27日の株主総会で決着をつけよう」ということになったようなのです。
そして、父も娘も株主総会でより多くの株主に自分を支持して貰いたいので、株主総会に向けた激しい委任状の争奪戦が起こっていたそうです。
つまり、たくさん株を集めた方が会社の経営権を手に出来るので、今後も経営者側が高い値段で株を買い占めるかもしれないという期待感が、株価の上昇につながったようなのです。
さらに大塚久美子社長が、「私を支持してくれたら、株の配当金を1株あたり40円から2倍の80円に引き上げるわよ」と発表したことなどもあり、結果的に株価が上がっているということなのです。
大塚家具の株価の今後の予測は?
さて、そんな大塚家具の今後の株価についてですが、やはり上がり続けるのでしょうか? この辺が気になる方もいらっしゃると思います。
調べてみたところ、どうやら投資家の中には、「大塚家具の株価が動くのは、株主総会が終わってから」と見る人もいるようです。
どうやら親子の内紛がなんらかの形で決着し、今後の経営がどうなるかが決まらないことには、投資家も大胆な投資はしにくいというのが現状のようです。
それだけに、株主総会のゆくえが今後の大塚家具の株価を左右するといえるのではないでしょうか？
※『大塚家具』勝久会長と久美子社長のこれまでの対立については、こちらのリンク先の動画で詳しく見れます。(Youtube)
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