桃の変色防止に砂糖水やレモン汁が良い? 酢塩水も?
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こんにちは、トレンドガールです。さて、画面の前の皆さんは、いざ桃を食べようとする際に、何か気になることってありますか? 筆者は、食べようとした際に、桃の色が変わっていたりすると、ちょっと食べるのを躊躇してしまう事があります。
ちなみに、ネット上を見てみると、「桃を食べる際に変色していたりするのが気になる」という方や、「保存方法に悩やんでいる」という方が、結構いらっしゃるようですね。
そんなこともあり、”美味しいのは分かっているけど、その辺が面倒で食べるのを敢えて避けてるんだよね…”という方も、少なからずいらっしゃるようです。
でもですよ? 確かに新鮮な内に食べる事が最もベストな方法ではありますが、きちんとした保存方法によって、変色や味の劣化などを極力抑えることも出来るので、その辺を知っておいても損は無いですよね。何よりも、桃は非常に美味しいので、面倒だからと食べないなんて勿体無いです。
そこで今回は、桃が変色する原因や理由などのメカニズム的な事を始めとして、その他にも、変色防止に効果的だと言われている、砂糖水やレモン汁、酢塩水などを使った保存方法について、詳しく調べてみる事にしましたよ!
この辺を知ることによって、より一層桃を食べる事が出来ると思いますし、尚且つ急なおもてなしの際などにも、気にせず桃を出せるようになると思いますので、ぜひ最後までご覧下さいね^^ ではスタート♪
このページの目次
桃が変色する原因や理由とは? ポリフェノールや高温障害!?
さて、まずは、桃がどうして変色してしまうのかといったことについて、その原因や理由と共に、詳しく調べて見ることにしました。
ちなみに、桃で良くあるのが、キッチンで切った後に冷蔵庫に入れ、食事後にデザートとしてリビングへ持っていく際に、もう変色していることです。あれだけ綺麗なピンク色なのに、少し時間が経つだけで色が変わってしまうのは不思議ですよね。
で、早速その原因と理由についてですが、こちらズバリ、切った桃の切り口の断面が酸化することによって、変色が引き起こされているようです。
これは、リンゴや梨やバナナなどでも起こるようですが、とにかく果物に含まれる「ポリフェノール」が空気に触れることで、茶色に変色してしまうとのことですね。
また、その他の変色する理由としては、「高温障害」が挙げられます。(これは、外見的に全く問題がないのに、いざ切ってみると種の周辺が茶色くなっていることです。)
その原因としては、桃の収穫後の輸送時に、約35度以上の高温状態に6時間以上さらされたことによって起きる障害と言われています。
最近は、生産者さんの努力によってこのような事が少なくなってきたようですが、それでも中にはこのような現象が起きている個体があるようですね。なので、味や見た目などが気になる時は、ジャムなどに加工して頂くのが良いかもしれません。
ちなみに、“変色してしまった桃って、そのまま食べても大丈夫なのか?”という疑問もありますが、これについては全く問題無いようです。例えば、カットした後に冷蔵庫で保存して変色した場合も、見た目さえ気にしなければ、安心して食べることが出来るようですね。
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桃の変色防止に砂糖水・レモン汁・酢塩水が良い? 使い方は?
さて、前項では桃が変色しても特段問題なく食べれるという事が分かりましたが、でも中には、筆者と同じように”それでもちょっとな…”という方もいらっしゃるかと思います。
という訳で、ここでは、桃が酸化して変色させない為に、砂糖水・レモン汁・酢塩水などを使った酸化防止の方法について、調べた結果をご紹介させて頂きます。
ちなみに、これからお伝えする方法は、桃に含まれている「ポリフェノールオキシターゼ」という酸化酵素が空気に触れないように、上記のような対策法で桃をコーティングする作業になりますが、あくまでも食べるちょっと前に行うことによって、酸化を防ぐ方法です。
なので、2~3日などの長期保存の際は、冷凍保存する事になるので、味は落ちると思って下さい。これからご紹介する方法は、食べるちょっと前に塗って、変色を防ぐ目的に使うということですね。
砂糖水を使った桃の変色防止方法
という訳で、まずは「砂糖水」を使った保存方法ですが、こちら分量としては水と砂糖を1:1の割合で混ぜて、砂糖水を作ります。それを、皮を剥いた桃の断面に塗ります。これだけでOKです。
ちなみに、この方法は、ケーキのトッピングなどの際にも良く使われているようですね。水と砂糖ですから、味を損なう事もありません。
それと、この他にも、少し深めのタッパーに桃を入れて、砂糖水で浸す事も出来るようです。イメージとしては、市販されている果物の缶詰です。
市販の缶詰は大量のシロップで漬けられていますが、要するにあの感じですね。桃の旨味成分が合わさって、最後に汁も楽しめるのではないでしょうか?^^
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レモン汁を使った桃の変色防止方法
さて、次は「レモン汁」の場合ですが、こちらは市販されているレモン汁を使うと手軽にでき、ポッカレモンのようなものでしたら、カットした桃1個に対して、大さじ約2杯位を使うと良いようです。
レモンにはビタミンCが多く含まれていますが、このビタミンCの抗酸化作用によって、酸化するのを防ぎます。よくスキンケア商品の広告などでも、「抗酸化作用にビタミンC配合!」などという表示を見かけますが、桃にも有効という事ですね。
※ポッカサッポロ ポッカレモン100 450ml
このレモン汁を、切った断面や皮を剥いたところに塗っていくのですが、砂糖水と違って塗りすぎるとかえって酸っぱくなってしまうようなので、注意が必要です。
ですので、「酸っぱい味が苦手だ」という方などは、100ccの水に対してレモン汁大さじ1杯を加えて、その中に桃を入れると良いようですね。ポイントとしては、レモン水に何分か浸け置きしなくても、サッとくぐらせるだけで十分効果があることです。
酢塩水を使った桃の変色防止方法
次に、「酢塩水」を使った保存方法についてですが、こちらについては20%の酢水に5%の食塩を加えて、酢塩水を作ります。そして、その中に桃を入れて浸します。
ちなみに、こちらの方法は、よくリンゴを保存する際にも使われている方法のようですが、変色を防ぐ反面、水っぽくなりやすいというデメリットなどもあるようです。(リンゴに関しては硬いので大丈夫のようですが…)
それに、桃本来の甘さや美味しさなどが失われやすいといったデメリットもあるようですね。なので、この方法を用いる際は、そのまま食べる時などでは無く、”どうしても食べるのが1時間後になってしまう…”いう時などが良いでしょう。
ちなみに、変色防止をした桃が美味しく食べられるのは、どの位かと言いますと、筆者が色々と調べてみたところ、こちらどうやら冷蔵庫保存で2時間位が限度のようですね。
それに、冷やしすぎると甘みが抜けて行くとの事なので、お客様が来る場合などは、1時間前位にカットして保存するのがベストのようです。
ちなみに、今回ご紹介した以外にも、砂糖や蜂蜜などを加えて「桃ジャム」にして保存する方法などもあるようですね。こちらは、煮沸した瓶の中に入れると、冷蔵庫で2週間くらいは持つようです。(以下Youtube/はるあんより)
そして、この他にも冷凍保存するといった方法などもあるようですが、こちらに関しては、シャーベットとして楽しむようですね。
ただ、先程も申し上げた通り、冷凍保存というのは、冷蔵保存に比べて味は確実に落ちるので、好き嫌いがハッキリするようです。
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桃が変色する理由や砂糖水などを使った保存方法について-終わりに-
さて今回は、桃が変色しやすい原因や理由などについてを始めとして、その他にも、砂糖水やレモン汁、酢塩水などを使って保存する方法などを調べてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
とにかく、桃というのは皮を剥いてしまうとすぐに変色が始まってしまうので、気をつけなきゃですね。お弁当に向かない理由が良く分かりました…^^;
また、すぐに食べる際でも、例えば”ご飯の後に食べる為に切って冷蔵庫に入れておこう”という場合でも、そのまま入れておくと酸化で色が変わってしまう可能性がありますので、やはり今回ご紹介したような、変色防止対策はした方が良さそうですね。
とにもかくにも、この桃は夏から秋にかけての旬の果物ですから、なるべく味だけでなく見た目も美味しく頂きたいものですね。ぜひ参考にしてみて下さい!
という訳で、今回はこれにて終了します。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、桃を簡単に剥いて切り分ける方法を紹介している動画を発見したので、こちらをご紹介させて頂いて、今回の記事の締めとさせて頂きます。かなり参考になりますよ!
ちなみに、この動画は、桃だけでなく、その他のフルーツを使ったゼリーなどのレシピも紹介していますので、ぜひ最後までご覧下さい^^ (YouTube/C CHANNEL公式チャンネルより)
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