基本的な黒豆の煮方(作り方)は? 土井勝や栗原はるみ式?
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こんにちはトレンドガールです。さて、おせち料理の箸休めとして知られる黒豆ですが、”意外と作るのが難しい” と思われている方も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、この黒豆の作り方ですが、十人十色で本当に様々な作り方があるんです。なので、そこが”難しい”思ってしまう原因でもあるんでしょうね。
そこで今回は、黒豆の基本的な作り方(煮方)についてを始めとして、その他にも、料理研究家の土井勝さんが15年かけて編み出した作り方や、主婦層に人気の栗原はるみさんのレシピなどを、詳しくご紹介して行きたいと思います!
このページの目次
動画で基本的な黒豆の作り方(煮方)のコツを学ぼう!
さて、まずは黒豆の煮方のポイントが分かりやすい、人気の動画を紹介させていただきます。(失敗しない方法として、動画で料理のコツを勉強するのもアリですね。不思議と、見ているだけで自分でも美味しく作れそうになってくるんですよ。)
という訳で、「百聞は一見にしかず」ということで、以下の映像をご覧ください。(Youtube/marronrecipeより)
いかがでしたか? 時間はかかるけれど、そんなに難しくはないですよね。以下に材料と作り方の手順をまとめてみましたので、再確認などの意味でお使いください。
◆材料
- ・黒豆250g
- ・錆びた釘を数本。または鉄玉子(通販やデパートで売っています)
- ・三温糖(または砂糖)220g
- ・水6カップ
- ・塩小さじ1
- ・醤油小さじ2
- ・重曹(タンサン)小さじ1/2
◆作り方
<1日目>
- 1.鍋に水、三温糖(または砂糖)、塩、醤油、重曹(タンサン)をすべて加え混ぜる。
- 2.黒豆をやさしく洗いザルで水を切る。(浮いた豆は虫食いなので取り除く)
- 3.鍋に黒豆を入れる。
- 4.鉄釘(または鉄卵)を鍋に入れ、一晩ねかせる。(鉄釘はキッチンペーパーorガーゼで包み、その後に糸で縛る。)
<2日目>
- 5.強火にかけ、沸騰したら極く弱火にする。(浮いてきたアクをすくう。)
- 6.キッチンペーパーを落とし蓋の要領で使い、尚且つふきこぼれないようにずらして蓋をする。
- 7.鍋の煮汁が減って来たなと感じたら、熱いお湯(熱湯)を加える。(豆が煮汁から出ないように何度か。煮る時間は4~5時間が目安。)
- 8.最後に、黒豆を手に取って、簡単に片手で潰せるようになれば完成です。
- 9.鉄を取り出し、冷めるまで浸して味をしみ込ませる。
- 10.煮汁ごと冷蔵庫で保存する。(翌日、味がしみて美味しくなります。保存期間は4~5日くらいです。)
失敗しない黒豆の煮方 ~土井勝の伝説レシピ~
いよいよ、土井勝さんの伝説レシピをご紹介します。素人でも間違いなく作れるようにと、15年かけてレシピを考案されたそうです。
ちなみに、豆は昔から「だましだまし煮る」と言われていますが、それだけ調味料の含ませ方が難しく、料理人は煮汁を煮詰めては、火を止め豆に含ませ、また煮詰めてと、何度も繰り返します。
けれど、一般のご家庭では、中々そこまで本格的に手間をかけられませんよね。そこで、土井先生が家庭でも手軽に作れるようにと、色んな方法を試されて完成したレシピなのだそうです。
こちらは、土井勝さんの次男、土井善晴さんがNHKの「きょうの料理」で紹介されたレシピです。(善晴さんもお父様のあとを引き継ぎ、料理家としてご活躍ですね。)
話を戻しまして、なんでも、このレシピはお父様である土井勝さんが遺された土井家の味だそうですよ! なので、息子の善晴さんは、いつも黒豆を作るときには、調味料も新しく開封して作られるそうです。
なるほど。新しい年を迎えるための儀式であり、お父様への敬意も感じられますね。日本人として身が引き締まる思いになりそうな良いお話です。
ちなみに、土井先生の黒豆の煮方のポイントは、熱した煮汁で黒豆を戻すことです。こうすることで、味が馴染み、ふっくら炊けるようですね。(気になる詳細は以下をご覧ください。)
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手軽においしく! ~栗原はるみのとっておきレシピ~
さてお次は、こちらも人気料理家として有名な、栗原はるみさんのレシピを紹介させていただきます。彼女はミリオンセラーの料理本を出されたり、テレビに出演されたりとかなり活躍されていますね。
それに、ショップ&レストランやカフェを出店されたりもしていますし、長男の栗原心平さんも、料理家としてテレビや雑誌などでご活躍です。
さて、肩ひじ張らずに、料理をライフスタイルの一環として楽しむ工夫がいっぱいの、栗原はるみさんのレシピの数々。手軽な作り方で人気ですが、日本の味をキチンと伝えてある姿勢に、かなりの熱意を感じます。
それに、見ている側としても、参考にさせて頂く部分が多いですね。ちなみに、栗原さんの黒豆のレシピのポイントは、古い豆と新しい豆での煮詰め方の違いです。なので、その辺が気になる方は、ぜひ以下のページをご覧くださいね。^^
基本動画と人気料理家に学ぶ黒豆の煮方について-終わりに-
さて今回は、おせち料理の定番、「黒豆の煮方」について、それぞれ参考動画や参考レシピ情報などを紹介しながら書かせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか? 一見難しいように感じる料理でも、このように動画や達人達の知恵を借りれば、以外にすんなりと美味しく出来るものですね!^^
という訳で、画面の前のみなさんも、ぜひ「1年間元気にまめまめしく働けるように」という祈りを込めて、黒豆を作ってみませんか? きっと新年への新しい希望が開けると思いますよ♪
※最後に、もう1点、黒豆の作り方のレシピ動画を紹介させていただきますので、こちらも合わせて参考にして見てください。(Youtube/sazantvより)
こちらについても、材料と作り方の手順をまとめてみましたので、再確認の際にお使いください。
◆材料
- ・黒豆200g
- ・錆びた釘4~5本、または鉄鍋
- ・グラニュー糖200g
- ・水(適宜)
- ・塩一つまみ
◆作り方
<1日目>
- 1.ゆっくり丁寧に黒豆を洗う。
- 2.黒豆の皮が破れないように、優しく丁寧に水を黒豆に入れる。
- 3.たっぷりの水に1晩、黒豆をひたす。
- 4.水が濁ってきたら、新しい水に変える。(1晩に2~3回。)
<2日目>
- 5.1晩水に浸けた黒豆を鉄鍋にゆっくり入れる。(鉄釘の場合はガーゼかキッチンペーパーで包み、糸で縛って入れる。)
- 6.中火でコトコトと煮る。
- 7.分量のグラニュー糖の1/3を入れる。(アクが出てきたら、豆に傷がつかないように丁寧にすくう。)
- 8.沸騰して鍋の水が泡立ってきたら、中火から弱火にする。(豆が空気に触れるとしわが寄ってしますので、水に隠れるまで足す。)
- 9.弱火で30分煮たあと、火を止める。2~3時間このままの状態で冷ます。
- 10.冷めた黒豆にグラニュー糖の分量の1/3を入れる。
- 11.中火で沸騰するまで煮る。
- 12.沸騰してきたら、煮立たないよう弱火にする。(この時にアクをすくう。)
- 13.グラニュー糖の残りを入れる。
- 14.豆が柔らかくなるまで煮る。
- 15.好みのかたさになったら完成。
- 16.最後に塩を一つまみほど入れます。
以上です。ぜひ参考にして見てくださいね!^^ ではまた会いましょう!
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