懐かしいあの頃へ! 最新青春小説ランキング2017は?[文庫本]


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 こんにちはトレンドボーイです。さて、新年度が始まりましたが、画面の前の皆さんは、どのような毎日を過ごしていますか?

 

 筆者は最近、自宅近くの高校を通りがかって、日々部活に勤しむ学生を見るたび、”戻りてぇ~”と心の中で叫んでいます(笑)

 

 そんな訳で、私も含め、社会に出てから本当の意味で、学生時代の素晴らしさを感じる方は、案外多いのではないでしょうか? なぜか昔って輝いて見えますもんね。

 

 なので今回は、そんな淡い昔を思わず懐かしんでしまうような青春小説の数々の中から、筆者が独断と偏見で10冊ほどピックアップして、それをランキングとしてまとめてみることにしました! (決して現実逃避ではないですよw)

 

 具体的には、甘酸っぱい系から切ない系まで、色々とご紹介して行こうと思いますので、ぜひ最後までご覧くださいね♪それではさっそくスタートです\(^o^)/

 

感動だけじゃない!? 最新青春小説ランキング2017!




 

 さて、という訳で今から、「あ~分かるわ~」「こういう事あったな~」とついつい共感してしまうような、そんな懐かしい思い出に浸れるような、青春小説をいくつかご紹介させて頂きますね。

 

 青春時代特有の不安定さをリアルに描いた作品や、普通のスポーツ恋愛小説なのに、何故か先が気になって仕方がない作品など、色々とご紹介して行きたいと思います。ではさっそく見ていきましょう^^

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第10位 砂漠 伊坂幸太郎/著

 

 さて、まず最初にご紹介するのは、伊坂幸太郎さんの「砂漠」です。この本では、大学生活を通じて成長していく5人の男女の様子が語られています。

 

 筋書きとしては、バイトや麻雀、恋愛に授業など、ごく一般的な大学生と同じような日々を過ごす彼らですが、ある時起こった事件を境に…といった内容です。(これ以上はネタバレなので、控えさせて頂きます。)

 

 あ、よくわからないタイトルの意味は、中盤以降でだんだんと分かって来ると思いますよ^^

 

 ちなみに、この小説で登場してくる、西嶋というキャラの印象が強烈ですw ウザくもあり、アツくもあり、時には暖かくもある彼の生き様には、思わず尊敬の念すら抱かされます。こういう人が友達にいたらと考えるのも、小説を読む醍醐味ですね♪

 

第9位 ららのいた夏 川上健一/著

 

 さて、次にご紹介するのは、川上健一さんの「ららがいた夏」という作品ですが、こちらは天才ランナー「らら」と、天才球児「純也」の恋愛物語です。なんだか不穏なタイトルではありますが、笑いと涙につつまれた素敵なお話ですよ^^

 

 ちなみに、話の大筋としては、校内のマラソン大会をきっかけに知り合った2人が、互いに惹かれあう中で特に告白するでもなく、自然と交際をスタートさせます。その後、紆余曲折あって、ららはプロのマラソンランナーに、純也はプロ野球選手になります。

 

 しかし、その直後に、ららの身にある悲劇が…という感じです。まぁ確かに、ある意味どストレートな恋愛モノですが、だからこそ純粋に楽しめるんですよね。思わず”どうなるんだ?”と、ついついページをめくってしまいます。

 

 いや~、それにしても、筆者はスポーツの才能が皆無だったので、ららと純也が余計に羨ましいですねw

 

第8位 ロッキン・ホース・バレリーナ 大槻ケンヂ/著

 

 さて、この「ロッキン・ホース・バレリーナ」という作品は、あの筋肉少女帯の大槻ケンヂさんが書いた作品ですが、ズバリ「青春パンク小説」という言葉がピッタリな作品です。

 

 バンドマンでもある彼が書いただけに、音楽を通じた甘酸っぱくも微笑ましい描写など、思わず引き込まれてしまいます。

 

 ちなみに、話の大筋をざっくりとご説明しますと、「野原」というバンドメンバーの少年たちが、全国ツアー中に1人のゴスロリ少女と出会って…というものです。

 

 また、登場人物の過去の背景はかなり重たいのですが、それを感じさせない文体のおかげで、どんどんページが進みますよ。

 

 それと、この本では、迷える若者たちがどう変わっていくのかに注目する一方で、バンドのマネージャーの音楽への葛藤にも目を向けてみて欲しいです。

 

 音楽は金儲けの手段ではないと分かっているけれど…と、現実との板挟みに苦しむ彼らの成長物語でもあるので、その辺も注目ですね。

 

第7位 ガールズ・ブルー あさのあつこ/著

 

 さて、第7位は、あさのあつこさんの「ガールズ・ブルー」ですが(浅野温子さんではないですよ!) 、こちらは、いわゆる”落ちこぼれ学校”に通う、高校生たちの日常を描いた群像小説です。

 

 ちなみに、物語では、終始コレといった出来事は起こりません。ただただ平凡に過ぎ去る毎日の中で、ちょっとした悩みを抱えながらも、彼女たちが青春を思い切り謳歌する姿が蒼くまぶしく描かれています。

 

 ですが、起伏がないはずなのに、なぜか一気に読み進めていけるこの感じが、まさに駆け抜けるように過ぎ去って行った高校生活を思い出させてくれます。甘酸っぱいと言うよりは、むしろ爽やかな、そんな小説ですね^^

 

 あ、言い忘れていましたが、続編も出ていますので、よろしければこちらも是非どうぞ♪

 

第6位 アラスカを追いかけて ジョン・グリーン/著

 

 さて、次にご紹介するのは、ジョン・グリーンさんの「アラスカを追いかけて」ですが、筆者は最初、この作品を見た時に”アラスカに関係した何かかな?”と思ったのですが、実際は人名でした^^;

 

 で、内容はと言うと、寄宿学校へ入学した主人公と、ヒロインの「アラスカ」を中心に描かれる学校生活という感じなのですが、ある日突然アラスカはいなくなってしまいます。

 

 その後、アラスカがいなくなった理由を知った、彼らがやらかす、ラストの粋なイタズラがなんとも感動的です。

 

 ところで、確かにこの本の舞台は異国ではありますが、思春期特有の微笑ましさと不安定さは、やっぱり万国共通なんですね。読み進めると、”10代ってこうだったなぁ”と、気恥ずかしささえ憶えます。

 

 また、この年頃にありがちな、大人びた願望から来る行動などがリアルに描かれていますので、決して良い子ちゃんではない主人公たちと、自分自身とを重ね合えると思いますよ!^^

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第5位 悲しみよこんにちは フランソワーズ・サガン/著

 

 さて、外国の書籍を邦語訳で読むときは、その訳文も非常に重要ですよね。60年以上の間、世界中の幅広い世代に読まれている、フランソワーズ・サガンさんの「悲しみよこんにちは」の新訳版は、特に読みやすくておススメです。

 

 という訳で、話の大筋ですが、端的に言うと、17歳の少女とイケメンの恋の物語が進む一方で、その少女の父親と愛人との三角関係を描くというもの。もっとも、少女はゆわゆるファザコンで、イケメンの彼氏を巻き込みながら、話が進んで行きます。

 

 ちなみに、この物語は、とにかく嫉妬と羨望などを軸に、ひたすら少女目線で進みます。なので第三者の心情は完全には伺えませんし、その結果エラい事が起こります。

 

 そして、タイトル通り「悲しみよこんにちは」してしまった少女は、一連の出来事を通じて成長していきます。

 

 また、デリケートな心情を背景にした、複雑な構図をまとめ上げるだけでも相当なものですが、著者がこの作品を発表したのは、なんと若干18歳の時というから驚きです。どおりでリアルな訳です。

 

 少女の瑞々しくも危うい人間性に胸を締め付けられる上に、青春真っただ中の時期に、父親の年代の人間のことまで細かく描けるとは…やっぱり小説家ってスゴいですね(゚д゚)!

 

第4位 君の名は。 新海誠/著

 

 さて、次にご紹介する作品は「君の名は。」ですが、こちらはかなり有名ですね。筆者は最初、”君の名は? まあ流行ってるし、一応読んでおくか”ぐらいの軽い気持ちで手に取りましたが、いざ本を開けてみるとドハマリしました。

 

 ちなみに、内容としては、主人公である高校生の男女2人の中身が、ある日とつぜん入れ替わるようになり、彼らは次第に打ち解けながらその理由に迫ります。そして、真実を知った時にとった行動は…という流れです。

 

 確かに私たちの日常ではまず起こり得ないことですが、それでも青春の爽やかさを感じられるのは、2人がお互いを意識する過程にあるのでしょう。

 

 うーん、筆者もこんな青春送りたかった(笑)。あ、そういえば、映画の方も見ないといけないですね^^ まだやってるのかなぁ?

 

第3位 さよなら妖精 米澤穂信/著

 

 さて、次にご紹介するのは、米澤穂信さんの「さよなら妖精」ですが、こちら内容的には、ユーゴスラビアから日本に来た少女との2か月間の交流の記憶を、主人公が1年後に日記を読み返して遡るというものです。

 

 ちなみに、この間のできごと自体は、異国から日本に来た少女との思い出を描いたものなので、結構微笑ましいものですが、しかしながら、1991年当時ユーゴスラビアは内戦の真っただ中でした。

 

 そんな状況下で、なぜ少女はわざわざ日本へ来たのか? そして、帰国後は一体何をしていたのか? 後半に一気に物語が動くのですが、読み終わった時の切なさを、筆者はすぐに受け止めることができませんでした。

 

 ただ、主人公の考え方は、若さゆえに青く甘いです。とは言え、シチュエーションこそ大きく違えども、”誰だってこういう時期はあるよね”と共感できる作品です。

 

 更に、彼の成長を感じられるラストが、深い余韻を与えてくれる作品でもあります。

 

第2位 一瞬の風になれ 佐藤多佳子/著

 

 お次は、佐藤多佳子さんが書いた「一瞬の風になれ」ですが、こちら高校の陸上部が舞台のスポ根青春小説です。(ちなみに、この作品はドラマ化もされていますよ。)

 

 それでは内容をざっくりとご紹介しますね。まず、中学でサッカーを挫折した主人公の「新二」は、高校入学後に幼馴染で天才スプリンターの「連」と共に陸上部へ入部します。

 

 そして、2人は部員たちと切磋琢磨しながら成長し、最後に3年間の成果を実らせます。この王道な感じ、たまらないですね♪

 

 さらに、物語は新二の目線でテンポ良く進むので、かなり理解しやすいですし、尚且つ、ダイナミックかつ繊細な描写が、アツくて清々しい青春のエネルギーを読者へと伝えてくれます。

 

 ちなみに、全3巻で、1巻ごとに1年が過ぎていきます。ボリュームはありますが、続きが気になって手が止まりませんよ! 特に、最終巻の最後のレースは、手に汗握る展開に大興奮間違いナシです!^^

 

第1位 海を抱いたビー玉 森沢明夫/著

 

 さて、栄えある筆者ランキングの第1位は、デロデロデロデーン!!! 森沢明夫さんの「海を抱いたビー玉」です。こちら、書店で見たとき、まず目に入る題名と表紙に筆者はやられました(笑)

 

 それはそうと、「大切にされたモノには魂が宿る」という事を、皆さんは聞いた事がありますか? 確かに荒唐無稽な話かもしれませんが、この本を読み終える頃には、それを信じてみようかなという気になれましたね。

 

 ちなみに、このお話の主人公は、ココロを持ったとあるボンネットバスです。(ボンネットバスとは、表紙画像のように今の四角いバスと違い、トトロのネコバスみたいな先端が丸くなっているやつです。数十年前は、結構走っていたようですね。)

 

 話を戻しまして、物語の大筋としては、昭和40年代に、彼(バス)が海色に染まった1つのビー玉と共に、瀬戸内からはじまる数奇な運命の長旅を始めました。その目的地は、新潟県の山古志村です。

 

 そんなボンネットバスとビー玉が、道中のエピソードを時代や世代を超えてつむぎ合わせているのですが、出会う人の笑顔や別れ際の涙は、読み手に世の中の温かさを感じさせてくれます。

 

 また、それぞれの場所に登場する小学生たちの嬉しさと切なさにも、筆者はどこか懐かしい共感を覚えるのです。そして、本を閉じてもしばらく穏やかな余韻が残り、「ふぅ」と幸せなため息をつける、そんな作品でもありますね。

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最新文庫本青春小説ランキング2017年の記事ー終わりにー

 

 さて今回は、思わず遠い過去に思いを馳せてしまうような、そんなノスタルジックな気分に浸れる青春小説の数々をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか? いや~筆者もついつい読み直したくなりましたね^^

 

 しかし、今回筆者は改めて思ったのですが、昔を懐かしむという感情ってかなり不思議ですよね。例えどんなに嫌なことがあったとしても、時が過ぎれば笑い飛ばせることは多いですし、良かった思い出は、時が経つごとに輝きが増します。

 

 なんか中島みゆきさんの「糸」を聞きたくなってきましたね。とにもかくにも、やはり思い出というのは、何にも代えがたいものですし、一度の人生だからこそその輝いて見えるのでしょうね。

 

 という訳で、本日はこの辺で終わりにしたいと思います。それではまたお会いしましょう! 最後までお読み頂きありがとうございました!

 

 P.S.もしあなたのおススメの青春小説があれば、この記事へのコメントでも結構ですので、ぜひ教えてくださいね!^^

 

 最後に、小説「マチネの終わりに」の発刊記念トークイベントの動画を発見したので、こちらをご紹介して本日の記事を締めたいと思います。この作品は、青春小説というよりは、大人の恋愛を描いた作品ですが、企画があればランクインさせたい位おススメですよ^^ (Youtube/ジュンク堂公式チャンネルより)

 

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