田植えの仕方! 手植えで前進と後進の違いは?
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こんにちは、トレンドボーイです。さて皆さんは、田植えの経験はありますか? 実家が米農家の方でしたら、少なからず子供の頃から手伝った経験などあるかと思いますが、それ以外の方の場合は、もしかしたら”一度も経験が無い”という方のほうが多いかも知れませんね。
ただ、最近では使っていない農地を借りて、自分でお米を作ろうとする方も、少なからず増えてきているようなんですよ(゚д゚)! それに、4~5月には人手不足を解消するために、田植えのお手伝いをしながら農業体験が出来るといったイベントなどもあるようですね。
いずれにしても、そんな話を聞いた筆者としては、田植えに関してかなり興味が湧いて来ました。元々自給自足に興味があったので、一度試しに体験してみたい所ですね^^
ちなみに、現在では機械による田植えが主流となっていますが、機械となると素人の筆者では中々使いこなせないと思うので、やはり手植えの方法について詳しく知りたい所です。ですが、実際に田植えをどうやってやるのか、今いち分からないという不安点などもありますね。
そこで今回は、「田植えの仕方」と題しまして、田植えの基本的な下準備や時期などについてを始めとして、その他にも手植えで植える際の、具体的な前進と後進のやり方の違いなどについて、詳しく調べてみる事にしましたよ!
この記事を読んで頂くと、筆者同様に田植え(手植え)に興味のある方にとって、かなり色々と具体的なイメージが出来る内容となっておりますので、是非最後までご覧下さいね♪ それではスタート!
このページの目次
田植えの基本的な下準備や時期とは? [参考動画あり]
さて、それではまず、田植えの基本的な下準備や時期などについて、詳しく調べた結果を今から噛み砕いてお伝えさせて頂きたいと思います。
という訳で、早速その詳細について見て行きたいと思いますが、まず稲を植える前にはいくつかの下準備がありますので、そちらを今から詳しくお伝えさせて頂きますね。
まず始めに、田植えの下準備には「種籾(たねもみ)」という作業があります。こちらは簡単に言いますと、「実際に田植えに使う苗を選定する」という作業になりますが、大体は10~20cm以上の苗に育つように、大切に温度管理や水・肥料によって育てられた、種籾から選別するようですね。(以下Youtube/norahanapyより)
また、同時進行で「田起こし」と呼ばれる作業などもありますが、こちらは主に農業用のトラクターを使い、肥料を混ぜ合わせながら土地を耕して行く作業になります。
これは、田植えをする前準備において、最も重要な作業となるようですね。(ちなみに、稲を収穫した後に行う「秋起こし」と、苗を植える前に行う「春起こし」の2回あるようですよ!)
※以下Youtube/Agri Ken-Channelより
ちなみに、この田起こしは田んぼを整地する為に行う訳ですから、雨が降るとストップしなければいけないようで、農家の方々は逐一天気予報を見ながら、4月の中旬から下旬にかけて作業されているようです。やはり農業は天候に気を使うので大変ですね。
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話を戻しまして、これらの作業の他にも、下準備として田植えの約1週間前に行う、「代かき(しろかき)」という作業などもあるようです。
こちらは、専用のアタッチメントを使い「田起こし」同様にトラクターを使うのですが、田んぼに水を入れてかき回し、土の塊(かたまり)を平滑にしていく作業となるようですね。
とにかく、何度も田んぼ内を往復しながら進めていくようなので、ある程度の時間を要するようですよ。(以下Youtube/norahanapyより)
という訳で、以上が苗を植える前の下準備作業となりますが、イメージとしては、5月の下旬に田植えを行うならば、4月までには「種籾」と「田起こし」を終わらせておき、尚且つ5月初旬から中旬にかけて、「代かき」を行っておく必要があるという感じになりますね。
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手植えの仕方で前進と後進とは? どのような違いがあるの?
さて、ここまでは、苗を植える前の下準備やそれぞれ行う時期などについて、詳しく調べた結果をご説明させて頂きましたが、ここからは手植えの仕方や前進・後進の違いなどについて、噛み砕いてご紹介させて頂きたいと思います。
実は、筆者の知人の中に、北海道出身の米農家の1人息子がいまして、その方が田植えの経験があった事から今回少しばかり情報を頂いたので、今からその辺について分かりやすくお伝えさせて頂きますね^^
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という訳で、まずは田植えをする際の服装についてですが、こちらはとにかく動きやすい服装が良いそうです。よくワー○マンとか島忠ホー○ズとかで売ってる作業着(ツナギ)がありますが、あれがベストだそうですね。
それから、早朝から始まり、夕方の日が落ちる時間帯までいる事がザラなようなので、日射病を防ぐために帽子なども必須との事です。他にも、汗拭きタオルや着替えなどもあった方が良いとの事ですね。
また、足元については「田植え用の長靴」がホームセンターで売られていますので、それを使用するのがベストとの事です。(まぁ知人は裸足だったようですがw)
ちなみに、裸足だと暑い日などに作業する際に足が冷えて過ごしやすいそうですが、長靴以上に田んぼに足元が取られてしまう事もあるようです。その結果、尻もちをついて泥だらけになる可能性もあるとの事なので、それが嫌な方は、やはり事前に長靴を用意しておいた方がいいでしょうね。
それから、田植えの仕方については、まず基本的には苗の塊を等間隔で何個も田んぼに投げ込む事から始まるようです。これにより、手持ちの植える苗が無くなっても、田んぼから出ずに近くの苗から補充出来るとの事ですね。
そして、本題の手植えについてですが、こちらまず苗を2~3本取り、それからその苗を親指・人差し指・中指でシッカリ持って、根を地中2~3cmの深さで等間隔に植えて行く作業になります。
これは慣れるまで結構大変なようで、田んぼの水位によっては苗自体が完全に埋もれてしまうため、ちゃんと植えられているかを、1つ1つ肉眼&手応えで確認して行く必要があるようですね。
一応、手植えをする際の参考になる動画を見つけましたので、よかったら是非見てみて下さい^^ (Youtube/NPO法人湘南スタイルより)
話を戻しまして、次に手植えをする際の、前進と後進の違い(どちらがオススメか?)についてですが、こちらについては地域によって色々とあるようですが、知人いわく「前進」がオススメとの事ですね。
それは何故かと言いますと、「とにかく田んぼに足を取られても、体勢を立て直しやすいから」という事が挙げられるからのようです。
実は、手植えをしながら後ろ向きに歩くというのは結構大変なようで、そこへ更に足元がぬかるんでいるという事がプラスされると、初心者の方はかなり苦戦を強いられるようですね。なので、始めは絶対に「前進」がオススメなようです。
また、前進がオススメなその他の理由としては、例えば苗を補充してもらいたい時などに周りの人に合図を送ると、自分の進む所の前に投げ入れてくれるので、比較的取りやすいとの事です。これが、もしも後ろ向きになると、補充してくれた苗を後足で踏んでしまったりと、中々大変なようですね。
まぁですが、そうは言っても、後進のメリットが全く無いという訳ではありません。例えば、苗を植えた後の土は柔らかくなり、前に進むと足跡によってせっかく植えた苗が倒れ易くなるとも言われていますので、そういった事を踏まえると、後進で植える事にもメリットがある訳です。
なので、前進で植えるか後進で植えるかについては、慣れや自分の好みにも分かれるでしょうね。実際に体験してみて、やりやすい方法を取るのがベストかと思います。
という訳で、以上が手植えの際の前進と後進の違いとなりますが、知人の話を聞いていて、初めの内は結構大変そうな感じがしたので、筆者はとりあえず前進で植えてみる事にしました。そして、慣れて来たら後ろ向きに挑戦してみようと思いましたね^^
※余談ですが、以下の動画を見てみると、田んぼの端っこなどは横植えなどもしたりするようです。この辺はケースバイケースかと思いますが、いずれにしてもこちらもかなり参考になるので、よかったら是非見てみて下さいね! (Youtube/fukkurinkoより)
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田植えの下準備や手植えの前進と後進について-終わりに-
さて今回は、「田植えの仕方」と題しまして、田植えの下準備や期間などについてを始めとして、その他にも、手植えの前進と後進の違いなどについて、詳しく調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
知人いわく、とにかく最初の内は田んぼで作業する際に、歩き辛く大変な思いをするとの事でしたが、でも慣れてくれば作業自体は結構簡単とも言っていましたので、初心者の方でも問題無く楽しむ事が出来るようですよ^^
また、こういった作業を体験してみることで、農家の方のお米に対する真摯な姿勢に触れる事も出来ますし、尚且つ米への感謝の気持ちが生まれるとの事なので、今後も美味しいお米を食べていけるように、ぜひ機会があれば挑戦した方が良いとの事です。
なので、長期休暇を取れそうな方などは、ぜひ一度田植えに挑戦されてみてはいかがでしょうか? 新しい自分に出会えるかも!?^^
という訳で、今回はちょっと長くなってしまいましたが、以上これにて記事を終了させて頂きたいと思います。最後までご覧頂きありがとうございました!
※ラストに、田植えの参考になる動画をもう一つ発見しましたので、こちらをご紹介させて頂いて、今回の記事の締めとさせて頂きます。
この動画では、田植えを行うまでの全工程が分かりやすく解説されていますので、ぜひ興味のある方はご覧になってみて下さいね♪ という訳で、ではまた会いましょう! (YouTube/motoaki oomuraより)
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