書籍化決定のおじいちゃんの方眼ノートとは? 気になる価格は?
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こんにちは、トレンドボーイです。さて、いきなりですが、画面の前の皆さんは、「おじいちゃんの方眼ノート」ってご存知ですか? 筆者は、実際にこのノートを使用している友人から聞いて、始めてその存在を知りました。
なんでも、とにかく書きやすくて印刷するのにも便利なんだそうです。という訳で、私自身もこのおじいちゃんの方眼ノートに興味が湧きましたので、さっそく詳しく調べてみることにしました。
具体的には、おじいちゃんの方眼ノートの性能や購入方法、それと価格などについて調べたので、今からその詳細をお伝えしさせて頂きますね。
それと、書籍化などでも話題になっている、このおじいちゃんの方眼ノートの誕生秘話についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。^^
このページの目次
書籍化で話題のおじいちゃんの方眼ノートの誕生秘話?
※画像はイメージです。
さて、早速おじいちゃんの方眼ノートについて調べてみると、いきなり『書籍化決定!』という言葉が飛び込んできました。”どういうことだろう?”と思い詳しく調べてみると、どうやらこの方眼ノートの誕生からヒットするまでのストーリーが、書籍化するほど感動的なんだそうです。
なので、まずは誕生秘話についてサラッとご紹介させて頂きますね。このおじいちゃんの方眼ノートを作っているのは、東京都内の小さな印刷会社である中村印刷所です。
この中村印刷所の社長である中村輝雄さんは、近所で製本業を営んでいた中村博愛さんと共に、見開きが水平になる方眼ノートの開発に努めました。
そして、2年間かけて完成した方眼ノートは、特許も取りました。さらに性能の評価は高かったのですが、小さな印刷会社が商品プロモーションをできるはずもなく、数千冊の在庫を抱えることになりました。
ですが、”性能は良いのだから、一度使ってもらえたらきっと気に入ってくれる人がいるはず!”と考えていた開発者の中村博愛さんは、専門学校生だった孫娘にこのノートを配ってきて欲しいとお願いします。
しかし、ノートを託された孫娘は、学校ではあまり方眼ノートを使っている人はいないだろうなと思い、twitterでこの方眼ノートのことをつぶやきました。
すると、予想外の大反響があり、在庫のノートはすぐに完売しました。それどころか3万冊以上もの注文を受け、小さな印刷所では生産が追いつかない状態になったほどになったそうです。
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なんだか、Twitterの一つの投稿で状況が一変するなんて、ウソみたいな話ですよね。でも、やっぱりおじいちゃんの方眼ノート自体がすごく興味を惹かれるものがあったんでしょうし、実際使ってみても良い性能だったんでしょう。
それと、このように、みんなが”欲しい”と思える理想の方眼ノートを、2年間かけて完成させたおじいちゃん達の熱意が、このブームを引き起こしたんでしょうね。
あとは、個人的にノートの開発秘話なども詳しく知りたいので、もうすぐ書籍が販売されたら、実際にそのストーリーなどを読んでみたいです。(ちなみに、8月10日に発売されるそうです。)
※おじいちゃんのノート 下町の職人魂がオンリーワンを生んだ[本/雑誌] / 中村輝雄/著
おじいちゃんの方眼ノートの価格は? 購入するには?
では、おじいちゃん達が2年間をかけて作り出したこの方眼ノートについて、まずは性能などを詳しく見ていきましょう。このおじいちゃんの方眼ノートの最大の特徴は、ノートに段差がでないことです。
どういう事かというと、一般的なノートは、どうしてもその構造上ノートの中央部分が膨らみます。その膨らみがあると書きにくいですし、印刷する際にその部分が影になってしまいますよね。
しかし、このおじいちゃんの方眼ノートは、特許も獲得した特殊な製本方法で水平開きを実現しました。※以下Twitterより引用
持ち運びできるA3サイズのノートを探していたが、ナカプリバインのA4方眼ノートが最高に便利だという結論に達した。水平開きおそるべし! pic.twitter.com/PjVACxkKNc
— YUYA/フラットパソコンスクール (@yuya_hi) March 17, 2016
このように、どのページを開いても水平ですから、とても書きやすそうですよね。しかも印刷する時も、そんなにノートを押さえつけなくても綺麗に印刷出来そうなので、とても便利です。
この辺は印刷会社だからこそできた発想ではないでしょうか? また、性能だけでなく、その紙質も評判なんです。※以下Twitterより引用
ところで先日購入したおじいちゃんのノートが最高に使いやすいです。
描き心地やペンの滑りはもちろん原稿用紙とか消しゴムかけるとペンのインクが薄くなるのが不満だったんですがこのノートほとんど薄くならない!方眼線の薄さや間隔も好みす文字数 pic.twitter.com/22ASGVwiqI— 海 (@a_tale) July 7, 2016
このように、使い勝手や性能だけでなく、紙自体の質もすごく良さそうなので、一度使ってみると継続して使用するリピーターが多いみたいです。そうなると、気になるのはやはり”このノートがどこで手に入るのか?”という事ですよね。
ちなみに、Twitterの投稿から話題になった直後は生産が追いつかずに、どこも売り切れ状態だったようですが、現在は生産ラインが整ったことで、楽天やアマゾンといったネットショップや、ヨドバシ・東急ハンズ・ロフトなどの路面店でも購入可能だそうです。
※テレビで話題の水平開き方眼ノート〔ナカプリバイン〕(おじいちゃんのノート)B5・1mm方眼60ページ
気になる価格は、A5版の5mm方眼ノートが230円で、B5版の5mm方眼ノートが280円になっています。(方眼ノートのサイズと価格の詳細が気になる方は、こちらのページなどもご覧ください。)
さらに、”もっと多くの人にこのノートを使って欲しい!”という中村社長の願いから、「ジャポニカ学習帳」を作っているショウワノートと、コラボして量産化することが決定したそうですよ!
実は、ショウワノートも過去に糸や針金を使わずに製本する「無線綴じ」という方法でノートを発売したのですが、強度が不十分であることからあまりヒットしなかったそうです。
その過去の失敗を糧にして、おじいちゃんの方眼ノートの製法を使って児童向けの学習帳をつくるそうですので、こちらも注目ですね。
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おじいちゃんの方眼ノートについての記事-おわりに-
さて今回は、Twitterで話題となり、書籍化も決定したおじいちゃんの方眼ノートの誕生秘話やその性能・価格などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
このように、今回ご紹介したおじいちゃんの方眼ノートのように、これからも日本の職人さん達がその技術と情熱で、新たなヒット商品を生み出していって欲しいですよね。
では最後に、中村社長が実際にこの方眼ノートをPRしている動画を発見しましたので、こちらを紹介してこの記事の締めとさせて頂きます。なんだかとっても真面目なおじいちゃんという印象ですね。是非ご覧ください。(Youtube/TIIEより)
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