子供の手足口病の初期症状は? かゆみや痛みは?
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こんにちは、トレンドボーイです。さて、最近テレビ朝日のニュース番組を見ていたら、なんと今年発生した手足口病の件数は、去年の夏の7倍以上だったとの事でした(゚д゚)
それを聞いて思い出したのが、7月に筆者の友人である幼稚園の先生から言われた、「今、子供達の間で手足口病の感染が広がっていてるから、君の子も気を付けるように」という一言です。
なんでも、その友人が通っている幼稚園ではもちろんのこと、その他の幼稚園や保育園などでも、このような伝達を行っていたようですね。それだけ身近に感染が広がっていたという事でしょう。
特に、乳幼児を始めとした小さな子供などは、大人に比べて免疫が低いので、普段からの手洗いうがいなどの対策が最重要となって来るようですが、どちらにしても、改めてこの番組を見て、子供がいる身としてはこの病気について気になりました。
という訳で、今回は、そもそも子供の手足口病とは何ぞや?という部分を始めとして、その他にも、この手足口病の初期症状や、「かゆみ」や「痛み」といった気になるキーワードについて、詳しく調べてみることにしましよ! それではスタート!
このページの目次
そもそも子供の手足口病とは何? ウイルスが原因?
さて、まずは手足口病とは何ぞやという部分ですが、こちら読んで字のごとく、手・足・口を中心に水疱性の発信が出来る、ウイルス性の感染症の事を指して言います。
ちなみに、この病気は夏風邪の一種(主に夏を中心に罹る病気)と言われていますが、その多くは子供が罹ってしまう病気とのことですね。(その中でも、およそ90%以上が、5歳未満の小児が占めているそうです。)
「ソース」日本医師会:手足口病Q&A
また、この病気がやっかいなのは、一度罹ったらもう二度と感染しないという訳では無いようで、再び感染するリスクなどもあるとの事ですね。
と言いますのも、先にこの手足口病はウイルス性の感染症と言いましたが、そのウィルスの種類が複数あるからなんですね。
なので、例えば1種類のウイルスに対して免疫が出来たとしても、それ以外のウィルスに感染した場合、発症するリスクが高くなってしまうという事になります。
ちなみに、具体的なウイルス名に関して、一体どのようなものがあるのかを挙げますと、こちら「エンテロウイルス」や「コクサッキーウイルス」などがあるようです。
このように、ウイルスの種類はいくつかありますので、やはり普段から対策を取る事が重要になって来そうですね。(特に夏など)
また、この手足口病ですが、まれに大人などが感染するケースもあるようなので、その辺にも注意が必要です。なので、もしも我が子や近くにこの病気にかかった人がいるような場合は、十分な対策が必要になって来ます。
その中でも、例えば感染した子の便や、吐しゃ物などの汚れたものを処理する際は、特に気をつける必要があるようです。これは何故かと言いますと、この手足口病は先述した通り、ウイルス性の感染症だからですね。
なので、使い捨てのゴム手袋などを使用して、感染するリスクを減らすようにしなければなりません。
また、手足口病に罹って治ったとしても、周りに感染させないように、マスクを必ず着用する事と、手洗いうがいなども必ずするようにしましょう。
この辺に注意する事で、家族皆が感染するリスクが避けられるのはもちろんのこと、周りに感染させるリスクも減らせますよね。とにかく、細心の注意を払いたいところです。
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子供の手足口病の初期症状は? 熱とかは出るの?
さて次に、こちらも気になる手足口病の初期症状についてですが、こちら調べて見たところ、どうやらまずは、手足や口の中などに水ぶくれが出来始めるようですね。
そして更に、その後この病気の代表的な症状である「高熱」や「口内炎」、「発疹」や「水疱」などが出てくるとのことです。(一例を挙げると、手足の裏やおしりに水疱が出来たり、口の中に口内炎や発疹などが出たりするようですね。その数はだんだん増えて行くそうです。)
つまりは、表面に赤い発疹が出来て、尚且つ熱などが出ている場合は、今まさに手足口病に罹っているという分かりやすいサインでもありますので、もしもこのような症状を訴える人を見かけたら、十分に注意した方がいいかもしれません。
ちなみに、高熱に関しては、ウィルスが体内に侵入した後に、それを撃退する為に体温が上がるという事かと思いますが、どちらにしても、こうなった場合は早めに病院に行くなど、対処した方が良いかもしれませんね。
およそ20%の人が38度以上の熱が出るという事なので、割合こそ多くはありませんが、でもいざ症状が出た場合は、十分に注意する必要があるでしょう。
あと、口内炎や発疹などについてですが、こちら必ずと言って良いほど出るようなので、その辺にも注意が必要です。
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話を戻しまして、この病気の潜伏期間は、おおよそ3~6日程度と言われているようですが、感染力が非常に強いため、潜伏期間や手足の発疹ができる前の段階でも、人から人へ伝染る可能性があるようです。
なので、例えばお子さんの通っている幼稚園などで、手足口病が流行っているという通達が来たら、普段からマスクを着用させるようにして、尚且つ手洗いうがいなどを徹底させて行く事が、かなり大切になって来るでしょう。
あ! それと、こちらお伝えし忘れていましたが、手足口病の発疹や水疱についてですが、これに関してはどうやら一週間~10程度で消えるようですね。
ですが、消えたからと言って、すぐに何もしなくて良いかと言ったらそうでは無くて、前項でお伝えしたように、周りの人に感染させないように、マスクを着用するなどの配慮が必要になって来ます。とにかく、自分だけでなく、周りの人に感染させないように気をつけましょう。
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子供の手足口病のかゆみや痛みは? 対処法は?
さて次に、こちらも気になる手足口病のかゆみや痛みなどについてですが、こちら調べてみたところ、どうやら個人差はあるものの、どちらも症状としては割合高い可能性で出るようですね。
特に、痛みに関しては顕著なようで、例えば口の中(軟口蓋や口蓋垂や舌など)に水疱や発疹が出来ると、その痛みで食事する際に結構辛くなるようです。
しかも、それが口腔内で炎症を起こすと、今度は口内炎となり、この場合は食べ物も受け付けなくなる位、強い痛みを感じてしまうようですね。
ちなみに、このような場合は、出来る限り口腔内を刺激しないような食べ物が望ましいようで、例えばお粥など噛まなくて良いものなどが、推奨させれているようです。
それと、手足口病で口内に水疱や口内炎が出来ると、水分なども摂取しにくくなるようなので、その結果起きる脱水症状なども注意しなければなりません。
なので、このような場合は、以下のような経口補水液を飲むと良いでしょう。
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話を戻しまして、次にかゆみについてですが、こちらは人によってその度合こそ違うものの、やはりある程度は起きる可能性は高いようです。特に、手足などの部分に赤い発疹が出来ると、その部分が炎症し始め、徐々にかゆくなって行くとのことですね。
ちなみに、そのメカニズム的には、我々人間の組織内に数多く存在する「ヒスタミン」という科学物質が、免疫系からのウイルス退治の指示の元、身体の各部にその指示を伝達しているのですが、これが同時にかゆみを引き起こしているとの事ですね。
つまり、手足口病の発疹は、ウイルスの排出中にヒスタミンの刺激によって、血管が反応して皮膚に出来たものであると言えますが、どちらにしてもその働きかけの結果、かゆくなってしまうとの事です。
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話を戻しまして、この手足口病に罹ると、どうして人によってかゆみに個人差が生まれるのかと言いますと、こちらどうやらヒスタミンの分泌量などが関係しているようですね。
これはどういうことかと言いますと、「個人の免疫力や自然治癒力の強さ=ヒスタミンの分泌量」とのことで、その分泌量が多いと、それに比例してかゆみが強くなるとのことです。
正常な反応ではありますが、どちらにしても、かゆみが辛くて眠れないという場合などは、抗ヒスタミン剤入りの塗り薬などを塗ると良いようです。
ちなみに、塗り薬の中でも、ステロイド剤入りの軟膏などは止めた方が良いようですね。これは何故かと言いますと、こういった軟膏は免疫抑制作用があるからです。こうなると、ウイルスと戦う力が弱まってしまうので、注意が必要となるようですね。
あとは、かゆみが強いからと言ってかきむしるのは止めておいた方が良いようです。これは何故かと言いますと、その発疹を掻いて破いてしまったりすると、そこからウイルスが周囲にばら撒かれ、他者を感染させてしまう恐れがあるからですね。
少なくとも、血液中にあるウィルスを、免疫系の指令によって体外に出した結果が発疹となっているので、出来る限りかかないように気を付ける必要があります。
なので、やはりかゆみが酷いような場合は、先述したように塗り薬を使うか、患部を冷やすなどをして対処するようにしましょう。(まぁ一番は病院に行くことでしょうね。内科・皮膚科・小児科のいずれかに行くと良いと思います。)
子供の手足口病のあれこれについて-終わりに-
さて今回は、手足口病とは何ぞや?という部分を始めとして、その他にも、この手足口病の気になる初期症状や、かゆみや痛みなどについて調べて書いて見ましたが、いかがでしたでしょうか?
このように、手足口病は一度罹っても再発する恐れがある病気という事が分かりましたが、特に痛みやかゆみがひどいので、実際に掛かったら、なるべく安静にしておく必要がありますね。
また、食事の際は口内の痛みに配慮して、比較的のど越しの良い物を中心に与えると良いでしょう。(先程お伝えしたお粥や経口補水液の他にも、例えば酸味の弱いゼリーや、そうめんなどがあります。)
いずれにしても、この病気に罹らない事が一番かと思いますので、もしもお子さんの通われている幼稚園で手足口病に関する通知が来ましたら、まずはマスクを徹底させて、尚且つ手洗いうがいなども帰った際にさせると良いと思います。
そうする事で、この辛い病気を未然に防げれば良いですね^^ という訳で、以上、子供の手足口病の初期症状やかゆみ等についてでした! ではまた会いましょう!
※最後に、乳児や子供の手足口病について解説している動画を発見したので、こちらをご紹介して本日の記事の締めとさせて頂きます。
この動画は、手足口病になった時に、周囲の人が感染しないような予防方法などについても解説しているので、とても勉強になると思いますよ^^
それに、とにかく普段から気を付けることが出来そうなので、かなり参考になるかと思います♪ ぜひご覧ください! (Youtube/RBC琉球放送公式チャンネルより)
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